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Interstage List Works 帳票保管活用機能トラブルシューティング

A.1.16 List Worksサービスが起動できない。
「イベントID:2066 サービスの起動時、以下の管理ファイルの処理中にエラーが発生しました。処理を中断します。」

[詳細]

イベントID:2066

説明:サービスの起動時、以下の管理ファイルの処理中にエラーが発生しました。 処理を中断します。RC = 92056066,DC = NNNN

[発生するVL]

Windows版全VL

[原因1

≪DC=0005の場合≫

List Worksサービスに更新権限がない保管フォルダが存在する。

[対処1

List Worksサービスのログオンアカウントを確認し、保管フォルダにフルコントロールのアクセス権を持っているアカウントを指定するか、またはログオンアカウントとして指定されたユーザに対し、保管フォルダにフルコントロールのアクセス権を設定してください。

デフォルトのList Worksサービスのログオンアカウントは、SYSTEMです。

SYSTEM以外のログオンアカウントを指定している場合は、当該のアカウントには、"オペレーティングシステムの一部として機能"の権限がついている必要があります。

[補足1]

フルコントロール権限を設定するフォルダやファイルは以下もあります。すべて設定されているかを確認してください。

フォルダ

場所

フルコントロール権限を設定するユーザ

List Worksのインストール先

【リスト管理サーバ環境設定】の【資源】タブの「システムファイル」

・List Worksサービスのログオンアカウント

・List Works利用者のアカウント、またはEveryone

受信/印刷フォルダ

【リスト管理サーバ環境設定】の【資源】タブの「受信/印刷フォルダ」

保管フォルダ

リストナビを起動し、第一階層の各保管フォルダに対して右クリックして【プロパティ】を選択。【詳細】タブの「フォルダの場所」

オーバレイ

【リスト管理サーバ環境設定】の【資源】タブの「オーバレイ」

作業場所に指定するディレクトリ

システム環境変数TMP、およびユーザ環境変数TMPのフォルダ

【リスト管理サーバ環境設定】ダイアログボックスは、【スタート】メニューの【すべてのプログラム】-【List Works】-【環境設定】-【リスト管理サーバ】をクリックすることで表示されます。

FUJITSU帳票管理サービスを使用している場合は、以下も設定されているかを確認してください。

フォルダ

場所

フルコントロール権限を設定するユーザ

作業場所に指定するディレクトリ

システム環境変数TMP、およびユーザ環境変数TMPのフォルダ

・FUJITSU帳票管理サービスの起動アカウント

List Worksサービスのログオンアカウント、または、FUJITSU帳票管理サービスの起動アカウントは、以下の手順で確認してください。

  1. 【スタート】メニューの【管理ツール】-【サービス】より【サービス】ダイアログボックスを表示します。

  2. 【List Works】を選択し、【プロパティ】ボタンをクリックします。

  3. 【List Worksのプロパティ】ダイアログボックスの【ログオン】タブで、ログオンのアカウントを確認します。


[原因2

≪DC=0005の場合≫

保管フォルダ共有運用を行っている場合、OSのSNMPサービスを利用し、ネットワーク上のサーバにアクセスする必要があるが、List Worksサービス起動時に、OSのSNMPサービスが起動していなかった。

[対処2

Windowsが提供しているnet startコマンドとバッチファイルを利用するなどして、SNMPサービスの起動後に、List Worksサービスを起動してください。


[原因3

≪DC=0040の場合≫

保管フォルダ共有運用を行っている場合、共有サーバが起動していない。または、共有サーバとのネットワークが切断されている。

[対処3

共有サーバを起動してから、List Worksサービスを起動してください。