[詳細]
以下のような現象となる。
例:「X市Y町A-B-C」という帳票データがクライアント上で「X市Y町A B C」と表示される。
[発生するVL]
Linux版全VL
[原因]
帳票データに以下のデータが含まれている。
Unicode(UCS-2/UTF-8/UTF-16/UTF-32)のデータのうち、標準コード変換でシフトJIS(SJISMS)へ変換することができないデータ
[説明]
List Worksでは、帳票データを内部的にシフトJIS(SJISMS)で管理しており、Unicodeの帳票データを登録する際に、標準コード変換機能を使用して、シフトJIS(SJISMS)に変換します。
UnicodeからシフトJIS(SJISMS)に変換するとき、変換できないUnicode文字は空白文字に置き換えて、帳票を登録します。
なお、空白文字に置き換えられたUnicode文字は、lwapilog.csvファイルに出力される以下のログの下線部「0xXXXX」で確認できます。
yyyy/mm/dd,HH:MM:SS,"警告","","xxx","/xxx/yyy.zzz","xxx","Unicode->SJIS変換に失敗しました。空白文字に置き換えます。Unicode:0xXXXX","0,charcnv,201,18,0","",""
[対処]
以下のいずれかの対処を行ってください。
帳票データの文字は、JIS非漢字およびJIS第一水準/第二水準の範囲内で作成してください。
Charset Managerの文字コード変換表カスタマイズ機能を使用し、UnicodeとシフトJIS(SJISMS)のコードの対応関係を結んでください。文字コード変換表カスタマイズ機能の詳細については、Charset Managerのマニュアルを参照してください。