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Interstage List Works 帳票保管活用機能トラブルシューティング

8.2.34 オープン帳票の文字に色を指定して登録したが、一部の文字が黒色で表示・印刷される。

[発生するVL]

Windows版全VL、Solaris版全VL、Linux版全VL

[原因]

イメージとして登録された外字は黒色で表示・印刷される。(List Worksの仕様)

■List Worksクライアントの場合(List WorksサーバがWindows版のみ)

利用者定義文字がイメージで運用されている。(オープン帳票のベンダ固有文字は、必ず文字コードで登録される。)

■Webクライアントの場合

ベンダ固有文字および利用者定義文字が文字コードで運用されているが、Web連携の環境設定ファイル(ListPrint.propertiesファイル)の「option.view.imagetext」に「1」が設定されている。

[説明]

Web連携では、オープン帳票のベンダ固有文字および利用者定義文字について、以下のような運用ができる。

[対処]

本現象が発生するクライアントにより、以下の対処を行ってください。

■List Worksクライアントの場合(List WorksサーバがWindows版のみ)

イメージとして登録されている利用者定義文字を文字コードとして運用してください。

文字コードとして運用する場合には、List Worksサーバとクライアントの両方に利用者定義文字を登録する必要があります。

利用者定義文字の登録については、“運用手引書”およびCharset Manager のマニュアルを参照してください。

■Webクライアントの場合

リスト管理サーバがインストールされたサーバ上のList Worksクライアントを起動してください。

帳票を表示・印刷し、対象の文字の色がどのように表示・印刷されるか確認してください。

色が設定どおり出力される場合は文字コードで、黒色で出力される場合はイメージで運用されていることがわかります。