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Symfoware Server V12.7.0 セットアップガイド
FUJITSU Software

付録H ポート番号に関する注意事項

Symfoware Serverでは、ポート番号についていくつか注意すべき事項があります。

未使用のポート番号

OSや他の製品において、サービスファイルの記述に関係なく、未使用のポート番号を自動採番してポート番号を使用する、または、製品内の環境ファイルで指定したポート番号を使用することがあります。OSや他の製品が使用するポート番号を調査し、それらのポート番号を使用しないようにしてください。

アクセス制限

ファイアウォール製品やルータ機器のパケットフィルタリング機能を利用し、サーバのIPアドレスおよび設定した各ポート番号へのアクセスを制限することにより、不正アクセスを防ぎ、セキュリティを確保してください。

Windowsファイアウォール機能有効時の設定

Windowsファイアウォール機能を有効にする場合、Webサーバのポート番号を有効にしてください。以下に、ポート番号を有効にする操作について示します。

Windows Server(R) 2019またはWindows Server(R) 2022の場合
  1. [コントロールパネル]から[システムとセキュリティ]を選択し、[Windows Defender ファイアウォール]をクリックします。

  2. [Windows Defender ファイアウォール]画面で、[詳細設定]をクリックします。

  3. [セキュリティが強化されたWindows Defender ファイアウォール]画面で、左側のウィンドウの[受信の規則]をクリックします。

  4. 右側のウィンドウの[新しい規則]をクリックします。

  5. [新規の受信の規則ウィザード]画面の[ポート]ラジオボタンを選択し、[次へ]をクリックします。

  6. [TCP]および[特定のローカルポート]ラジオボタンを選択し、テキストボックスにWebサーバのポート番号を指定した後、[次へ]をクリックします。

  7. [接続を許可する]ラジオボタンを選択し、[次へ]をクリックします。

  8. この規則を適用するプロファイルを選択し、[次へ]をクリックします。

  9. [名前]に任意の名前(例:WebAdmin)を指定し、[完了]をクリックします。

  10. [セキュリティが強化されたWindows Defender ファイアウォール]画面の中央のウィンドウの[受信の規則]で、追加した規則が有効になっていることを確認します。

上記以外の場合
  1. [コントロールパネル]から[システムとセキュリティ]を選択し、[Windowsファイアウォール]をクリックします。

  2. [Windowsファイアウォール]画面で、[詳細設定]をクリックします。

  3. [セキュリティが強化されたWindowsファイアウォール]画面で、左側のウィンドウの[受信の規則]をクリックします。

  4. 右側のウィンドウの[新しい規則]をクリックします。

  5. [新規の受信の規則ウィザード]画面の[ポート]ラジオボタンを選択し、[次へ]をクリックします。

  6. [TCP]および[特定のローカルポート]ラジオボタンを選択し、テキストボックスにWebサーバのポート番号を指定した後、[次へ]をクリックします。

  7. [接続を許可する]ラジオボタンを選択し、[次へ]をクリックします。

  8. この規則を適用するプロファイルを選択し、[次へ]をクリックします。

  9. [名前]に任意の名前(例:WebAdmin)を指定し、[完了]をクリックします。

  10. [セキュリティが強化されたWindowsファイアウォール]画面の中央のウィンドウの[受信の規則]で、追加した規則が有効になっていることを確認します。