WSMGR for WebをWebサーバへインストールします。画面に表示されるメッセージに従ってインストールの操作を行います。
注意
インターネット運用で利用する場合は、「IPおよびドメインの制限」の役割サービスのインストールが必須となります。
Internet Information Servicesのアプリケーションプールに「wsmgrweb」が存在しないことを確認してください。
WSMGR for Webは、Internet Information Servicesのサイト「Default Web Site」の配下にインストールされます。「Default Web Site」はサイト名を変更しないでください。
上書きインストールする場合、インストール済の製品をアンインストールしてから、本製品がインストールされます。同一フォルダにインストールすることで、WSMGR for Webの設定情報やログ情報、ユーザスクリプト等を引き継ぐことができます。
[インターネットインフォメーション サービス(IIS) マネージャ]で設定した情報は既定の状態に戻ります。Webアプリケーションの設定をカスタマイズしている場合は、アップグレードインストール前に設定を退避し、アップグレードインストール後に再度設定してください。Webアプリケーションの設定は以下のファイルに保存されています。
<WSMGR for Webインストールフォルダ>\wwwroot\Web.config
ユーザスクリプトの再設定は必要ありませんが、アップグレード後はユーザスクリプトの動作確認を行ってください。
ソフトウェアの修正(アップデートサイト、応急修正、固有の修正など)を適用している場合、アップグレードインストール後に修正の再適用が必要になる場合があります。
インストールプログラムを起動します。
WSMGR for Webの製品ディスクをCD-ROMドライブに挿入(マウント)し、次のどちらかの操作を行います。
エクスプローラを起動し、マウントドライブ(フォルダ)をクリックします。
表示されたファイルの一覧から「setup.exe」をダブルクリックします。
コマンドプロンプトで、マウントドライブ(フォルダ)に移動し、次のコマンドを入力します。
D:\ >SETUP [ENTER]
既にWSMGR for Webがインストールされている場合は、アップグレードインストールの確認画面が表示されます。[はい]をクリックすると、インストール済の製品をアンインストールしてから、本製品がインストールされます。同一フォルダにインストールすることで、WSMGR for Webの設定情報を引き継ぐことができます。
WSMGR for Webのインストール画面が表示されます。
[次へ]をクリックします。
ソフトウェア説明書が表示されます。
内容を確認し[次へ]をクリックします。
インストール先を指定する画面が表示されます。
WSMGR for Webをインストールするディレクトリ指定します。[変更]をクリックして指定することもできます。
[次へ]をクリックします。
仮想ディレクトリ(イントラネット運用および運用管理用)を指定する画面が表示されます。
仮想ディレクトリ名(イントラネット運用および運用管理用)を指定し、インターネット経由で利用する場合は、「インターネット経由で利用する」にチェックを入れて、インターネット運用の仮想ディレクトリ名を入力し[次へ]をクリックします。
注意
イントラネット運用および運用管理で利用する仮想ディレクトリと、インターネット運用で利用する仮想ディレクトリを分けることで、個別にセキュリティ設定を行い、完全性を確保します。インターネット運用で利用する仮想ディレクトリ名(インターネット経由)には、必ず、イントラネット運用および運用管理で利用する仮想ディレクトリ名とは異なる名前を指定してください。
なお、WSMGR for Webの仮想ディレクトリ名に全角文字は使用できませんので、全角文字を含まないように指定してください。
インターネットインフォメーションサービス(IIS)の「ISAPIおよびCGIの制限」を設定する画面が表示されます。環境構築中の不用意なアクセスを防ぎたい場合は、各チェックを外してインストールを行い、アクセス準備が整ってから手動で許可してください。許可の方法については「5.6.1 ISAPIおよびCGIの制限の設定」を参照してください。
ASP.NETが許可済みの場合は[ASP.NETを「許可」に設定します]はグレーアウト表示されます。
[次へ]をクリックします。
同時接続可能なLU数の拡張を設定する画面が表示されます。
1サーバあたりの同時接続可能なLU数を1,000LUに拡張する場合は、「同時接続可能なLU数を拡張する」にチェックを入れてください。
注意
1サーバあたりの同時接続可能なLU数を拡張しない場合、既定では200LUです。
LU数を拡張するとサーバの消費メモリが増大するため、同時接続可能数が200LUを超える場合にのみ設定してください。
設定はサーバの再起動後に有効になります。
LU数を拡張する場合はライセンス形態に応じて購入ライセンス数の入力が必要です。(→「9.2.10 ライセンス情報」参照)
・クライアントライセンスの場合:クライアントの追加が必要です。(PC一台につき1クライアントライセンス)
・プロセッサライセンスの場合:プロセッサライセンスの追加が必要です。(200LUにつき1プロセッサライセンス)
[次へ]をクリックします。
インストールの準備が完了したことを報告する画面が表示されます。
[インストール]をクリックします。
インストールが開始されます。
WSMGR for Webのセットアップが終了すると完了画面が表示されます。
[完了]をクリックします。
続けて、JEF拡張漢字サポートのインストールが開始されます。
[次へ]をクリックします。
ソフトウェア説明書が表示されます。
内容を確認し[次へ]をクリックします。
セットアップ選択画面が表示されます。
セットアップタイプの「標準」または「カスタム」を選択します。
標準の設定でインストールを行います。
アプリケーションのインストール先は自動的に以下の場所になります。
Program Files\Fujitsu\JEF\
プログラムのインストール先やインストールするプログラム機能を指定することができます。
カスタムを選択すると、カスタムセットアップ画面が表示されます。
インストール方法やインストール先などを設定します。
[次へ]をクリックします。
インストールの確認画面が表示されます。インストール内容に間違いがないか確認してください。
[インストール]をクリックします。
JEF拡張漢字サポートのインストールが開始されます。
インストールが終了すると、スタートメニュー、またはアプリの一覧にWSMGR for Webおよび、JEF拡張漢字サポートの項目が表示されます。