注意
インストール/アンインストールの各操作はWebサーバ上で行います。Windowsの管理者権限が必要です。また、ユーザアカウント制御(UAC)により管理者権限の許可操作が必要です。
Webサーバとして、Internet Information Servicesと次の役割サービスのインストールが必要です。
Windows Server 2016の場合:「CGI」、「ISAPI拡張」、「ASP.NET 4.6」
Windows Server 2019の場合:「CGI」、「ISAPI拡張」、「ASP.NET 4.7」
Windows Server 2022/Windows Server 2025の場合:「CGI」、「ISAPI拡張」、「ASP.NET 4.8」
WSMGR for Webは.NET Framework上で動作するため、サーバシステムには.NET Framework 4.0以降が必要です。Windows Server 2012以降のOSでは、標準で.NET Framework 4.0以降がインストールされているため、追加でインストールする必要はありません。
インターネット経由で利用するためには、別途様々な設定やセキュリティ対策が必要となります。インターネット経由で利用する場合は「6.9.1 インターネット端末からの利用方法」を参照し、必ず適切な設定およびセキュリティ対策を実施してください。
Internet Information Servicesでは、WSMGR for WebのCGI/ISAPIの動作を許可する必要があります。WSMGR for Webのインストーラで許可しなかった場合は、インストール後に手動で許可してください。(→「5.6 IISの設定について」参照)
WSMGR for Webのインストール先がNTFSの場合、WSMGR for Webのインストールフォルダ配下のすべてのフォルダ/ファイルに対して、“Everyone”グループに「フルコントロール」のアクセス権が必要です。
インストール時にルート証明書の更新が必要になる場合がありますので、インストールは、インターネットに接続できる環境で実施してください。
インターネットに接続できない環境の場合は、ルート証明書を更新してから、インストールを実施してください。
ルート証明書の更新は、インターネットに接続可能な端末から証明書をエクスポートし、対象のサーバで証明書をインポートしてください。
証明書のエクスポート方法は、Windowsのヘルプを参照してください。
更新が必要なルート証明書は、以下の手順で確認できます。
1. WSMGR for Webの製品ディスクをCD-ROMドライブに挿入(マウント)し、MSI\runtime.cab または .msiのプロパティを開きます。
2. [デジタル署名]タブの[Fujitsu Limited]を選択し、[詳細]ボタンを選択します。
3. [デジタル署名の詳細]画面で [全般]タブの[証明書の表示]を選択します。
参考
Windows Server ではシステムドライブやNTFSフォーマットされたドライブに対するアクセス権が強化されているため、これらOSにWSMGR for Webをインストールした場合で、インストール先が以下の時に、“Everyone”グループに「フルコントロール」のアクセス権がないことがあります。
Windows Serverでシステムドライブ配下にインストールした場合
Windows ServerでフォーマットされたNTFSドライブにインストールした場合