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WSMGR ソフトウェア開発キット V9 使用手引書

8.5.3 DUET会話データ送信

8.5.3.1 DCデータ/レスポンス送信DCWriteメソッド

構文

object.DCWrite( mode [ , data [ , size ]] )

引数

引数は次のものです。

項目

説明

mode

整数

ホストへ送信するデータの種別を指定します。
0:レスポンス
1:メッセージ

data

BYTE配列データ

ホストへ送信するメッセージデータを指定します。
最大4086バイトのメッセージデータを送信できます。
「mode」へレスポンス(0)を指定した場合には意味をもちません。省略可能です。

size

整数

ホストへ送信するメッセージデータサイズをバイト単位で指定します。0~4086バイトの範囲で指定します。
「mode」へレスポンス(0)を指定した場合には意味をもちません。省略可能です。

二重発行動作

エラー

復帰値

0:正常/その他の値:異常

対象エミュレータ

ホストへのデータ送信、またはレスポンス送信をDUET会話インタフェースへ要求します。

レスポンスは会話型データ転送を端末から中止する場合に使用します。


「size」の省略時には、「data」に指定した全てのメッセージデータをホストへ送信します。

「size」の指定値が、「data」に指定したメッセージデータ長に満たない場合、先頭から、「size」指定バイト数までのメッセージをホストへ送信します。

「size」の指定値が、「data」に指定したメッセージデータ長を超える場合、メソッドは失敗します。

注意

当メソッドの発行前には「DCOpen(DC I/F使用宣言)」メソッドが完了している必要があります。