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WSMGR ソフトウェア開発キット V9 使用手引書

4.1.1 WSMGR OPEN

WSAPIの使用宣言


【呼出形式(C)】

UINT   XWSIAPI
XWSI_OPEN(ReqHandle,ws_errno)

USHORT      * ReqHandle     リクエストハンドル
UINT        * ws_errno      処理結果

【機能】

APLがWSAPIを使用することを宣言します。これはホストとの接続パス単位に行う必要があります。例えば、二つのホストアプリケーションと連携を行いたい場合、各々の接続パスに対してWSMGR OPENを行います。

WSMGR OPENを行うとWSMGRはアプリケーションに対してリクエストハンドルを返します。以後、WSAPIを呼び出すときはこのリクエストハンドルが必要になります。


【引数】

ReqHandle

WSMGR によって返されるリクエストハンドルが格納されるアドレス。

ws_errno

処理結果が格納されるアドレス。


【関数返却値】

XWSIWSAPI_GOOD

(0)

WSAPI が正常に処理されました。

XWSIWSOS_ERR

(1)

WSMGRでWindows API コールを行いその結果エラーになった場合、設定されます。また、そのとき受け取ったエラーコードをws_errnoに格納します。

XWSIWSAPI_ERR

(2)

WSAPI が異常で終了したことを示します。
エラー詳細は、ws_errno に格納されます。


【出力】

ws_errno

関数返却値 = XWSIWSOS_ERR (1) のとき
Windows API コールから返されるエラーコードが格納されます。
エラーコードはWin32エラーコードが返ります。

関数返却値 = XWSIWSAPI_ERR (2) のとき
WSAPI のエラーコード一覧を参照してください。

関数返却値 = XWSIWSAPI_GOOD (0) のとき
意味を持たないのでアプリケーションで参照する必要はありません。