“5.7.2.5 CloudWatchで収集するメトリクス”以外のメトリクスをCloudWatchに転送したい場合、spec.fep.externalMonitoring.cloudWatch.customMetricsにクエリを記載したファイルを指定します。ファイルの内のクエリを読み込んで実行した結果をCloudWatchに転送できます。以下にConfigMapの定義例を示します。
ConfigMap“config-map-query”の定義例
kind: ConfigMap apiVersion: v1 metadata: name: config-map-query data: metricsName: <任意の名前> dimensionColumns: | - <metricsQueryで取得できるカラム> - <metricsQueryで取得できるカラム> metricsColumns: | - <metricsQueryで取得できるカラム>: <メトリクスの単位> - <metricsQueryで取得できるカラム>: <メトリクスの単位> metricsQuery.sql: | SELECT <dimension_columnsとmetrics_columnsで指定したカラム> FROM …
カスタムメトリクスを定義するConfigMapはクエリごとに作成してください。
ConfigMap内で指定する各パラメータの詳細を下記に示します。
項目 | 説明 |
---|---|
metricsName | オプション 任意のメトリクス名を指定してください。 <metricsName>_<metricsColumns>というメトリクス名でCloudWatchにメトリクスが転送されます。 |
dimensionColumns | オプション metricsQueryに指定したクエリで取得されるカラムでDimensionに利用するカラムを指定します。カラム名をキーに、クエリで取得された値をバリューとして、DimensionとしてCloudWatchに登録されます。 |
metricsColumns | metricsQueryに指定したクエリで取得されるカラムでメトリクスとして利用するカラムを下記の形式で指定します。 - カラム名: メトリクスの単位 カラム名またはmetricsNameが指定されている場合は、< metricsName>_<カラム名>をメトリクス名としてCloudWatchに転送されます。 |
metricsQuery.sql | PostgreSQLからメトリクスを取得するためのクエリを定義します。取得したデータのカラムには、必ずdimensionColumnsとmetricsColumnsに指定したカラムが含まれるようにクエリを作成します。 |