ページの先頭行へ戻る
Enterprise Postgres 17 Connection Manager 利用ガイド

Windows2.1.4 Windowsサービスへのconmgrプロセスの登録

Windowsサービスを利用したconmgrプロセスの起動・停止を行うにあたっては、Windowsサービスへのconmgrプロセスの登録を行います。conmgrプロセスをWindowsサービスに登録する操作について説明します。

cm_ctlコマンドに、登録するサービス名、ユーザー名、パスワード、conmgr.confが配置されたディレクトリへのパスを指定して、Windowsサービスにconmgrプロセスを登録します。

)

登録サービス名が“conmgr”、ユーザー名が“fsepuser”、conmgr.confが配置されたディレクトリが“D:\conmgr”の場合の実行例を示します。

> cm_ctl register -N "conmgr" -U fsepuser -P ******** -D D:\conmgr

注意

  • “Administrator”権限のあるConnection Manager管理者ユーザーでコマンドを実行してください。なお、その際は“管理者: コマンドプロンプト”から実行する必要があります。[コマンドプロンプト]を右クリックして表示されるメニューから[管理者として実行]を選択し、“管理者: コマンドプロンプト”を起動してください。

  • cm_ctlコマンドのregisterモードでWindowsサービスの登録を行う際に--completeオプションを指定しないようにしてください。なぜなら、Windowsサービスを利用したconmgrプロセスの起動に失敗した場合に、バックグラウンドでconmgrプロセスが起動していることがあるからです。

  • 以下の理由により、ユーザー名とパスワードを必ず指定してください。

    WindowsサービスがNetwork Serviceアカウントで起動されるため、conmgrプロセスがそのアカウントのものとして作成されます。その結果、別ユーザーでのconmgrプロセス起動に失敗する場合があります。なお、セキュリティの観点からユーザー名とパスワードの指定を行わない場合は、Windowsサービスへのconmgrプロセスの登録直後にWindowsサービスの一覧からアカウントを指定するようにしてください。

  • cm_ctlコマンドに指定するパスワードを入力する際、セキュリティ上の観点から、他のユーザーから参照されないように注意してください。