Connection Managerには、以下の機能があります。
クライアントが動作するサーバとPostgreSQLインスタンス(以降、インスタンスと呼びます)が動作するサーバのそれぞれで発生したカーネルパニックや物理サーバのダウン、また、サーバ間ネットワークのリンクダウンが生じたときにこれを検知して、クライアントあるいはインスタンスにそれを通知します。クライアントにはSQL接続を通じてエラー事象として通知され、インスタンスには不通となったクライアントとのSQL接続を強制回収する形で通知されます。
アプリケーションが、レプリケーションで構成されたインスタンスのセットの中のある属性のインスタンスに接続したいと思ったときに、そのインスタンスがどのサーバで稼働しているかを意識することなく、そのインスタンスに接続できます。
参考
Connection Managerが利用可能なクライアントドライバは、libpq(C言語用ライブラリ)、ECPG(C言語による埋め込みSQL)、ECOBPG(COBOL言語による埋め込みSQL)、ODBCドライバおよびJDBCドライバです。
以降で、各機能について説明します。