構築済みのデータベース多重化環境に監査ログ機能をセットアップする場合、以下の手順でセットアップしてください。
pgauditのファイルコピー
プライマリサーバおよびスタンバイサーバでpgauditのファイルをコピーします。
pgauditのファイルのコピーについては、“6.2 セットアップ”の手順1を参照してください。
pgaudit設定ファイルの作成
プライマリサーバでpgaudit設定ファイルを作成します。また、作成したpgaudit設定ファイルをスタンバイサーバにコピーします。
pgaudit設定ファイルの作成については、“6.2 セットアップ”の手順2を参照してください。
postgresql.confの設定
プライマリサーバおよびスタンバイサーバのpostgresql.confに、監査ログを利用するためのパラメータを設定します。パラメータには、同じ値を設定してください。
設定するパラメータについては、“6.2 セットアップ”の手順3および“6.7.2 監査ログ取得の設定”を参照してください。
Mirroring Controllerのサーバ識別子.confファイルの設定
プライマリサーバおよびスタンバイサーバのサーバ識別子.confファイルに、監査ログを利用するためのパラメータを設定します。
設定するパラメータについては、“6.7.2 監査ログ取得の設定”を参照してください。
インスタンスの起動
プライマリサーバおよびスタンバイサーバのインスタンスを起動します。
pgauditエクステンションの作成
プライマリサーバでCREATE EXTENSIONを使用し、pgauditエクステンションを作成します。
pgauditエクステンションの作成については、“6.2 セットアップ”の手順5を参照してください。
pgaudit設定ファイルのパラメータ設定
プライマリサーバでpgaudit設定ファイルのパラメータを追加/変更します。追加/変更したpgaudit設定ファイルは、スタンバイサーバにコピーします。
設定するパラメータについては、“6.4 pgaudit設定ファイル”および“6.7.2 監査ログ取得の設定”を参照してください。
インスタンスの再起動
プライマリサーバおよびスタンバイサーバのインスタンスを再起動します。