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Enterprise Postgres 17 導入ガイド(サーバ編)

4.7.11 pgvector

4.7.11.1 pgvectorのセットアップ

  1. スーパーユーザーで以下のコマンドを実行します。

    $ su -
    Password:******
    # cp -r /opt/fsepv<x>server64/OSS/pgvector/* /opt/fsepv<x>server64
  2. 本機能を利用するデータベースに対して、CREATE EXTENSION を実施します。
    psqlコマンドを利用して、データベース“postgres”に接続します。

    postgres=# CREATE EXTENSION vector;
    CREATE EXTENSION

注意

  • OSSの名前は“pgvector”ですが、バイナリと拡張機能自体の名前は“vector”であることに注意してください。

  • データ秘匿化機能を使用して、pgvectorで追加されたデータを秘匿化することはできません。

  • インメモリ機能を使用する場合、pgvectorで追加されたデータ型・関数は高速化の対象にはできません。

4.7.11.2 pgvectorのアンセットアップ

  1. 本機能を利用するデータベースに対して、DROP EXTENSION を実施します。
    psqlコマンドを利用して、データベース“postgres”に接続します。

    postgres=# DROP EXTENSION vector CASCADE;
    DROP EXTENSION
  2. スーパーユーザーで以下のコマンドを実行します。

    $ su -
    Password:******
    # rm -rf /opt/fsepv<x>server64/セットアップ時にコピーしたファイル

    参考

    セットアップ時にコピーしたファイルは以下で確認することができます。

    # find /opt/fsepv<x>server64/OSS/pgvector