非互換
Fujitsu Enterprise Postgres 17では、レプリケーションスロットの同期方法として、PostgreSQL 17で導入されたレプリケーションスロットの同期プロセスを使用するように変更します。
対処方法
中央管理ノードにおいて、下記を変更してください。詳細は、“スケールアウト運用ガイド”の“中央管理ノードのセットアップ”を参照してください。
ストリーミングレプリケーションにおいて、物理レプリケーションスロットを作成します。
postgresql.confのfetch_slotsパラメータをsync_replication_slotsパラメータに変更します。
postgresql.confのmax_replication_slotsに1を加算します。
postgresql.confのmax_wal_sendersから1を減算します。
postgresql.confに、primary_slot_name、synchronized_standby_slotsおよびhot_standby_feedbackパラメータを指定します。
pg_basebackupコマンドを実行時に、-Sオプションに物理レプリケーションスロットを指定します。また、--dbnameオプションにdbnameを指定します。