非互換
FUJITSU Enterprise Postgres 13では、パーティションテーブルまたはそのインデックスのオブジェクトタイプをUNKNOWNからTABLEまたはINDEXに変更します。これにより、下記の3点の影響があります。
pgauditのobject_typeパラメータにUNKNOWNを指定せず、TABLEまたはINDEXを指定していた場合に、パーティションテーブルまたはそのインデックスの監査ログが出力されるようになります。
pgauditのobject_typeパラメータにUNKNOWNのみを指定していた場合に、パーティションテーブルまたはそのインデックスに対するDML操作の監査ログが出力されていたものが、出力されなくなります。
パーティションテーブルまたはそのインデックスに対するDML操作の監査ログの出力内容について、そのリレーションのオブジェクトタイプを表す文字列として、以前はUNKNOWNと出力されていたものが、TABLEまたはINDEXと出力されるようになります。
対処方法
出力される監査ログの量が増加する可能性があるため、必要に応じてディスクの容量を増加してください。
必要に応じて、object_typeパラメータに、TABLEまたはINDEXを指定してください。
監査ログに出力するオブジェクトタイプを監視して動作するアプリケーションを使用している場合、Nオブジェクトタイプの値が変更されても動作するようにアプリケーションを修正してください。