Enterprise Postgres 17 リリース情報

2.6.69 DateTimeマッピングの変更

非互換

FUJITSU Enterprise Postgres 12では、 DateTimeのマッピングを変更します。

FUJITSU Enterprise Postgres 11以前の場合

• localまたはunspecifiedとして指定されたNpgsqlDatetimeは、timestampにマップされます。

• UTCとして指定されたNpgsqlDatetimeは、timestamptzにマップされます。

• localまたはunspecifiedとして指定されたDatetimeは、timestampにマップされます。

• UTCで指定されたDatetimeは、timestamptzにマップされます。

FUJITSU Enterprise Postgres 12の場合

• DateTimeは、その種類にかかわらず、常にデフォルトでtimestampとして送信されます。NpgsqlDbType.TimestampTzを指定することもできます。この場合、ローカルDateTimeは送信前にUTCに変換されます。

• timestamptzをDateTimeOffsetとして読み取る場合、マシンのローカルオフセットが使用されます。

• DateTimeOffsetをtimestampとして読み書きすることはできなくなりました。timestamptzとしてのみ読み書き可能です。

対処方法

既存のアプリケーションを確認し、日時に関する値が期待通りに読み書きできるように修正する必要があります。