非互換
FUJITSU Enterprise Postgres 13では、SnakeCaseNameTranslatorの動作を変更します。また、FUJITSU Enterprise Postgres 12でも、SnakeCaseNameTranslatorの動作を変更しています。
例えば、IsJSONというプロパティ名を指定すると、出力はis_j_s_o_nになります。
例えば、IsJSONというプロパティ名を指定すると、出力はis_jsonになります。
例えば、Xml2Jsonというプロパティ名を指定すると、出力はxml2_jsonになります。
例えば、Xml2Jsonというプロパティ名を指定すると、出力はxml2jsonになります。
プロパティ名が変換された文字列が以前のものと異なる場合で、例えばその値を列名として利用していた場合には、移行前と移行後で列名が異なることになるため、移行後にSQL文が失敗する可能性があります。
対処方法
FUJITSU Enterprise Postgres 11以前と同じ動作を選択する場合には、legacyMode=trueを設定してください。
FUJITSU Enterprise Postgres 12と同じ動作は選択できません。
FUJITSU Enterprise Postgres 13への移行後には、実行されるSQL文が正しく動作するかを確認し、SQL文が失敗する場合には、移行後に正しく変換された文字列と、データベース内に存在する文字列とが一致するように修正してください。単純な修正方法としては、データベース内に存在する誤って変換された文字列を正しく変換された場合の文字列に修正するものや、プロパティ名について、変換後の値が、データベース内に存在する文字列と一致するように、プロパティ名を修正するものなどがあります。