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Enterprise Postgres 17 リリース情報

2.6.21 アプリケーションの接続先切り替え機能の指定方法および指定値の変更

非互換

Fujitsu Enterprise Postgres 15では、接続先切り替え機能で指定する“ターゲットサーバ”の名称を「TargetServerType」から「TargetSessionAttributes」に変更し、その指定値も変更します。

対処方法

ターゲットサーバを指定している場合は、以下のようにターゲットサーバと指定値を変更してください。

表2.2 アプリケーションの接続先切り替え機能の指定方法および指定値

Fujitsu Enterprise Postgresのバージョン

FUJITSU Enterprise Postgres 9.6以前

FUJITSU Enterprise Postgres 10/11/12

FUJITSU Enterprise Postgres 13/14

Fujitsu Enterprise Postgres 15

接続文字列に指定するキーワード

target_server

TargetServerType

TargetServerType

TargetSessionAttributes

サーバの選択順

プライマリサーバ

primary(注1)

master(注1)

primary(注1)

read-write(注1)

primary(注2)

スタンバイサーバ

-

slave(注2)

standby(注2)

standby

read-only(注2)

プライマリサーバの優先

-

-

-

prefer-primary

スタンバイサーバの優先

prefer_standby

preferSlave

preferStandby

prefer-standby

任意

-

any

any

any

注1: デフォルトのトランザクションモードが読み取り専用のプライマリサーバは選択されません。

注2: デフォルトのトランザクションモードが読み取り専用のプライマリサーバも選択されます。