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Enterprise Postgres 17 リリース情報

2.3.206 ロジカルレプリケーション時のTRUNCATE文の動作の変更

非互換

FUJITSU Enterprise Postgres 11では、ロジカルレプリケーション時にTRUNCATE文を伝播するように変更します。

FUJITSU Enterprise Postgres 10以前の場合

ロジカルレプリケーション時にTRUNCATE文は伝播しません。

[例]

パプリッシャ側で実行
=# TRUNCATE t1;
TRUNCATE TABLE
=# SELECT * FROM t1;
 c1
----
(0 行)

サブスクライバ側で実行
=# SELECT * FROM t1;
 c1
----
1
(1 行)
FUJITSU Enterprise Postgres 11の場合

ロジカルレプリケーション時にTRUNCATE文を伝播します。

[例]

パプリッシャ側で実行
=# TRUNCATE t1;
TRUNCATE TABLE
=# SELECT * FROM t1;
 c1
----
(0 行)

サブスクライバ側で実行
=# SELECT * FROM t1;
 c1
----
(0 行)

対処方法

ALTER PUBLICATION文でTRUNCATE以外の権限を付与するように変更してください。