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Systemwalker Centric Manager V17.0.3 クラウド監視 ユーザーズガイド

1.1.2 Open監視強化テンプレート(Azure監視用)

Open監視強化テンプレート(Azure監視用)は、Azureのリソースを監視するためのZabbixテンプレートです。

以下のテンプレートを提供しています。

Azureメトリクス監視テンプレート

Azureメトリクス監視テンプレートでは、Azure上のメトリックを監視します。

Open監視は、Azure Monitor(以降、Monitorと記載)からメトリックを取得します。メトリックは、あらかじめMonitorに収集されている必要があります。

監視可能なAzureサービスについては、“Systemwalker Centric Manager Azure監視テンプレートガイド”を参照してください。


Azureログ監視テンプレート

Azureログ監視テンプレートでは、Monitorの機能であるLog Analyticsワークスペースに収集されたAzure上の各サービス・リソースのログを監視します。

Open監視は、Log Analyticsワークスペースの各サービス・リソース固有のテーブルに対して、ログクエリを実行することにより、ログを取得します。

各サービス・リソースのログは、あらかじめLog Analyticsワークスペースに収集されるよう設定しておく必要があります。

監視可能なAzure上のログについては、“Systemwalker Centric Manager Azure監視テンプレートガイド”を参照してください。


Azureオートスケール監視テンプレート

Azureオートスケール監視テンプレートでは、Azure Virtual Machine Scale Sets(以降、VMSSと記載)によりAzure仮想マシンが作成された場合に、Open監視の監視対象ホストへの自動登録を行います。これにより、インスタンスが作成された直後から監視を開始できます。

Azure仮想マシンが削除された場合には、Open監視の監視対象から自動削除/無効化します。これにより、削除されたインスタンスを監視し続けることを回避できます。

また、1つのVMSSから作成された各Azure仮想マシンを、統合監視のSystemwalkerコンソールから1つのノードとして監視することができます。1つのVMSSから生成された各Azure仮想マシンは同じ役割を担うため、1つのノードとして監視することで、効率的に監視運用できます。