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Symfoware Server V12.9.0 トラブルシューティング集

8.2.9 ODBC対応開発ツールで開発する(セットアップ)

ODBC対応開発ツールで開発する場合に、セットアップ時によくある質問と、その回答について説明します。

ODOS連携をする場合、Symfoware Serverのクライアント用の動作環境ファイルの内容の指定方法は?

Symfoware ODOSセットアップの[Symfoware/RDBオプション設定]画面の[その他パラメタ]で指定します。
通常はデフォルトの値で問題ありませんが、性能向上を目的としたチューニングが必要な場合には変更してください。

参照

詳細は、“アプリケーション開発ガイド(ODBCドライバ編)”を参照してください。

ODOS連携をする場合、Symfoware/RDBの設定は必要か?

ポート番号定義とシステム用の動作環境ファイルの設定が必要です。

【ポート番号定義】

サーバのServicesファイルに、サービス名とポート番号を指定します。

  • サービス名
    シングルRDBの場合は“RDBII”を指定してください。マルチRDBの場合はRDBシステム名を指定してください。

  • ポート番号

    SolarisLinux1024~32767の範囲で、他のサービスと重複しないように指定してください。

    Windows1024~49151の範囲で、他のサービスと重複しないように指定してください。

【システム用の動作環境ファイルの設定(リモートアクセスの場合)】

システム用の動作環境ファイルの“MAX_CONNECT_TCP”に、接続できる同時コネクション数を設定してください。

マルチRDB運用の場合に必要な設定は?

接続形態によって、[Symfoware ODOS セットアップ]画面での指定方法が異なります。

接続形態

「Symfoware ODOSセットアップ」画面での指定方法

リモートアクセス

アプリケーションから、異なるパソコン上のSymfoware/RDBのデータベースに接続する場合に指定します。

RDBシステムごとにリモートアクセスで使用するポート番号を指定します。
SolarisまたはLinuxに接続する場合は、サーバ側の/etc/servicesファイルに定義したポート番号を指定します。
Windows(R)に接続する場合は、Symfoware/RDBシステムのセットアップで指定したポート番号を指定します。

ローカルアクセス

アプリケーションから、同じパソコン上のSymfoware/RDBのデータベースに接続する場合に指定します。

RDBシステム名を指定します。

ODOSのデータソース設定をツールなどで自動設定するには?

セットアップAPIが利用できます。

参照

詳細は、“アプリケーション開発ガイド(ODBCドライバ編)”の“セットアップAPI”を参照してください。