JDBCドライバ利用時に、異常が発生した際の対処方法について説明します。
参照
ここに記載されていない異常が発生した場合は、“アプリケーション開発ガイド(JDBCドライバ編)”の“異常時の対処”、“メッセージリファレンス”または“アプリケーションのデバッグ”を参照し、対処を行ってください。
"データ受信中にサーバとの通信が切断されました"のエラーが返却された場合
指定されたポート番号に誤りがある可能性があります。ポート番号が正しいかどうか、確認してください。
注意
RDB2_TCP連携とRDA-SV連携とで、指定するポート番号は異なります。
RDB2_TCP連携時はSymfoware Serverのポート番号を、RDA-SV連携時はRDA-SVのポート番号を指定してください。
"コネクションの失敗: I/Oエラーが発生しました"のエラーが返却された場合
RDA-SVが起動されているかを確認してください。
"コネクション違反 - SQLクライアントがSQLコネクションを獲得できませんでした"のエラーが返却された場合
RDA-SVの入力待ち時間監視機能により、コネクションが切断された可能性があります。
RDA-SVの入力待ち時間監視の値を見直し、適当な値を設定してください。
Symfoware Serverまたは、RDA-SVが正しく動作しているかを再度確認してください。
"JYP1059E 不当なプロトコルが転送されました."のエラーが返却された場合
指定されたポート番号に誤りがある可能性があります。ポート番号が正しいかどうか、確認してください。
注意
RDB2_TCP連携とRDA-SV連携とで、指定するポート番号は異なります。
RDB2_TCP連携時はSymfoware Serverのポート番号を、RDA-SV連携時はRDA-SVのポート番号を指定してください。
リモートアクセス(RDA-SV連携)でLIKE述語を指定してデータを検索しているが、検索結果が0件になる場合
指定された問合せ式を以下のとおりに修正し、再度実行してください。
LIKE述語に各国語文字列を定数として指定する場合、文字列定数として指定する(Nは付けない)
全角の“%”を使用している場合、半角の“%”にする
【記述例】
SELECT ID, NAME FROM SCH.TBL WHERE NAME LIKE '%あああ%'