Javaアプリケーションを利用する場合のセットアップ方法を説明します。
symjddefdsコマンドを使用し、JDBCデータソースを登録します。
接続先情報の設定
JDBCデータソース定義ファイルで、JDBCデータソースの接続先を特定します。
jdbc:symforda://<host>:<port_no>/<db_env>[;<options>]
以下の引数を設定してください。
参照
以下で説明していない引数については、“アプリケーション開発ガイド(JDBCドライバ編)”を参照してください。
RDA-SVのポート番号を指定します。
ポート番号については、システム管理者に確認してください。
省略することはできません。
jdbc:symforda://myhost:2002/COMPANY;schema=GENERAL
注意
1つのJDBCデータソース定義ファイルに、複数の接続先情報は指定できません。接続先情報の違うJDBCデータソースを作成する場合は、JDBCデータソース定義ファイルを複数作成してください。
オプションの設定
指定可能な動作環境に関するオプションを説明します。
サーバから1回で読み込むデータの最大長を指定します。
単位はキロバイトです。
buffersize=データ最大長
buffersize=4
データ最大長:サーバから1回で読み込むデータの最大長を、4~32で指定します。
クライアントで使用する文字コードを指定します。
codeconversion={ASCII|KANA|EIJIS}
codeconversion=ASCII
1回の検索で問合せを行う最大行数を指定します。単位は行です。
fetchrows=最大行数
fetchrows=0
1回の検索で問合せを行う最大行数を、0~2147483647で指定します。
0を指定した場合、1回の検索で問合せを行う最大行数は、自動設定されます。自動設定された場合の行数は、buffersizeオプションで指定された値に依存します。
0以外の値(N)を指定したとき、fetchrowsオプションに指定した行数のデータ長の合計が、buffersizeオプションの指定値以下の場合、N行が先読みされます。buffersizeオプションの指定値を超える場合、buffersizeオプションの指定値におさまる行数分が先読みされます。
サーバからの応答に対する待ち時間を、秒単位で指定します。
tcptimer=待ち時間
tcptimer=300
サーバからの応答に対する待ち時間を、0~2147483の範囲で指定します。
Webブラウザ上でJavaアプレットを実行する場合、HTMLファイルに必要な情報を記述します。ここでは、JBKプラグインを使用して、Javaアプレットを実行します。
参照
JBKプラグインの詳細は、Interstage Studioの“J Business Kit オンラインマニュアル”を参照してください。
その他のJava Plug-INを使用する場合、各製品のドキュメントを参照してください。
記述例
<OBJECT CLASSID="CLSID:BEA62964-C40B-11D1-AACA-00A0C9216A67" WIDTH="500" HEIGHT="500"> <PARAM NAME="CODE" VALUE="MyApplet"> <PARAM NAME="ARCHIVE" VALUE="fjsymjdbc2.jar"> <PARAM NAME="TYPE" VALUE="application/x-JBK-Plugin"> <COMMENT> <EMBED TYPE="application/x-JBK-Plugin" WIDTH="500" HEIGHT="500" CODE="MyApplet" ARCHIVE="fjsymjdbc2.jar"> </EMBED> </COMMENT> </OBJECT>
注意
この場合、Javaアプレットの動作に必要なその他のファイルも、HTMLファイルと同じ場所に格納します。
使用するJava Plug-INを指定します。
ここでは、JBKプラグインを示す、CLSID:BEA62964-C40B-11D1-AACA-00A0C9216A67を指定します。
Javaアプレットのクラス名を指定します。
Javaアプレットの動作に必要なjarファイルを指定します。
使用するJava Plug-INを指定します。
ここでは、application/x-JBK-Pluginを指定します。