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Systemwalker Centric Manager V17.0.3 使用手引書 グローバルサーバ運用管理ガイド

7.5.2 リモートコマンド

被監視システムに対してコマンドを発行する場合は、[リモートコマンド実行]ウィンドウを利用します。[リモートコマンド実行]ウィンドウから発行できるコマンドは、コンソールコマンドに限られます。以下の手順で操作します。

  1. Systemwalkerコンソールで、コマンドを発行したいノードを選択(複数ノード選択可能)、または、ノードが所属しているフォルダを選択し、[操作]メニューから[リモートコマンド]を選択します。

    →[リモートコマンド実行]ウィンドウが表示されます。

  2. [実行コマンド]欄にコマンドを入力します。または、[コマンド一覧]からコマンドを選択します。

  3. [実行]ボタンをクリックします。指定したシステムにコマンドが発行されます。

  4. [リモートコマンド結果]ウィンドウが表示され、発行したコマンドおよび応答結果が表示されます。内容を確認します。

ポイント

リモートコマンドウィンドウ識別子

[リモートコマンド実行]ウィンドウには、ウィンドウの識別子が表示されます。これは、“リモートコマンドウィンドウ識別子の登録”で定義した識別子のうち、どの識別子を使ってコマンド処理を行っているかを示すものです。

ウィンドウを最大数以上開いた場合

同時に使用できる[リモートコマンド実行]ウィンドウの数は、“リモートコマンドウィンドウ識別子の登録”で定義したリモートコマンドウィンドウ識別子の数だけです。それ以上にウィンドウを開いた場合は、ウィンドウ識別子が表示されず、ウィンドウ識別子によるコマンドの管理が行われません。このため、このウィンドウでは、コマンドを発行することはできますが、その応答は表示されません。

ただし、被監視システムがUNIXシステムまたはWindows システムについては、この識別子による管理は行われません。したがって、識別子を持たない[リモートコマンド実行]ウィンドウから、UNIXシステムまたはWindowsシステムに対してコマンドを発行した場合、その応答は表示されます。

代替監視パスによって送受信されるコマンド

コマンド発行先の被監視システムとの通信が代替監視パスによって行われる以下の場合についての注意です。

代替監視パスを使って発行したコマンドの応答は、識別子を持つ現在表示中の[リモートコマンド結果]ウィンドウすべてに表示されます。また、代替監視パスによる通信中に、SVPMに接続するほかのコンソールからコマンドが入力された場合、そのコマンドの応答が、表示中のすべての[リモートコマンド結果]ウィンドウに表示されます。

大規模同報リモートコマンド

インテリジェントサービス機能のサンプルスクリプトのうち「大規模同報リモートコマンド」は、被監視システムがUNIXまたはWindowsである場合の専用スクリプトです。リモートコマンドの発行対象システムとして、グローバルサーバは指定しないでください。