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Systemwalker Centric Manager V17.0.3 使用手引書 グローバルサーバ運用管理ガイド

2.5 被監視システム側の定義

被監視システムがMSPおよびXSPの場合のMC/FSOCKETの定義について説明します。監視対象により、必要な作業が異なりますので注意してください。

グローバルサーバのサブシステムおよび業務の監視は、Solaris版 Systemwalker Centric Manager GEEでのみ利用できます。Linux版では利用できません

なお、MC/FSOCKETの定義の詳細は、各被監視システムのMC/FSOCKETのマニュアルを参照してください。

作業項目

監視対象

システム(5)

サブシステムだけ(6)

ワークユニットだけ(6)

サブシステムとワークユニット(6)

監視イベント種別番号の定義(注1)

補助メッセージリストの登録(注2)

環境定義体の設定

ワークユニット監視定義体の設定

-

-

アプリケーション監視の設定

-

○(注3)

○(注4)

○(注3)

起動用カタログドプロシジャの確認

-

○ : 作業が必要
- : 作業は不要

1)

定義が必要なMC/FSOCKETの定義体は、トラブル種別定義体です。

2)

定義が必要なMC/FSOCKETの定義体は、監視メッセージ定義体です。

3)

KKVAPL00を編集します。詳細は、“アプリケーション監視の設定”を参照してください。

4)

KKVAPL0Iをそのまま使用します。詳細は、“アプリケーション監視の設定”を参照してください。

5)

システムを監視する機能は、被監視システムがMSPおよびXSPの場合に使用できる機能です。

6)

サブシステムまたはワークユニットを監視する機能は、被監視システムがMSP、XSPの場合に使用できる機能です。

被監視システムの説明を読むときの注意

これらのMC/FSOCKETの定義を行う場合、作業完了後MC/FSOCKETを再起動してください。起動/停止の詳細は、各被監視システムのMC/FSOCKETのマニュアルを参照してください。

被監視システムがMSPおよびXSPの場合に、その説明を読むときには以下のことを注意してください。被監視システムが異なると、用語、データセット名またはファイル名の名称は違います。以下にその違いを示します。

MSPの用語

XSPの用語

MSP

XSP

データセット

ファイル

DD名

アクセス名

MSPのデータセット名

XSPのファイル名

'SYS1.PROCLIB'

'SYS.システム名.PROCLIB'

'SYS1.SAMPLIB'

'SYS.システム名.MDFYSRC' または'SYS.システム名.MDFYCNTL'

'SYS1.xxxxxxxx' (注1)

'SYS.システム名.yyyyyyyy' (注2)

1)

xxxxxxxxの値はシステムによって違います。MSPの場合、FSKTAPL, FSKTAWK, FSKTASV, FSKTAAD, FSKTPRM, FSKTMSG, FSKTATR, FSKTLIBです。

2)

yyyyyyyyの値は、FSKTAPL, FSKTAWK, FSKTASV, FSKTAAD, FSKTPRM, FSKTMSG, FSKTATR, FSKTLIBです。