被監視システムがMSPおよびXSPの場合のMC/FSOCKETの定義について説明します。監視対象により、必要な作業が異なりますので注意してください。
グローバルサーバのサブシステムおよび業務の監視は、Solaris版 Systemwalker Centric Manager GEEでのみ利用できます。Linux版では利用できません
なお、MC/FSOCKETの定義の詳細は、各被監視システムのMC/FSOCKETのマニュアルを参照してください。
作業項目 | 監視対象 | |||
---|---|---|---|---|
システム(注5) | サブシステムだけ(注6) | ワークユニットだけ(注6) | サブシステムとワークユニット(注6) | |
監視イベント種別番号の定義(注1) | ○ | ○ | ○ | ○ |
補助メッセージリストの登録(注2) | ○ | ○ | ○ | ○ |
環境定義体の設定 | ○ | ○ | ○ | ○ |
ワークユニット監視定義体の設定 | - | - | ○ | ○ |
アプリケーション監視の設定 | - | ○(注3) | ○(注4) | ○(注3) |
起動用カタログドプロシジャの確認 | - | ○ | ○ | ○ |
○ : 作業が必要
- : 作業は不要
定義が必要なMC/FSOCKETの定義体は、トラブル種別定義体です。
定義が必要なMC/FSOCKETの定義体は、監視メッセージ定義体です。
KKVAPL00を編集します。詳細は、“アプリケーション監視の設定”を参照してください。
KKVAPL0Iをそのまま使用します。詳細は、“アプリケーション監視の設定”を参照してください。
システムを監視する機能は、被監視システムがMSPおよびXSPの場合に使用できる機能です。
サブシステムまたはワークユニットを監視する機能は、被監視システムがMSP、XSPの場合に使用できる機能です。
被監視システムの説明を読むときの注意
これらのMC/FSOCKETの定義を行う場合、作業完了後MC/FSOCKETを再起動してください。起動/停止の詳細は、各被監視システムのMC/FSOCKETのマニュアルを参照してください。
被監視システムがMSPおよびXSPの場合に、その説明を読むときには以下のことを注意してください。被監視システムが異なると、用語、データセット名またはファイル名の名称は違います。以下にその違いを示します。
MSPの用語 | XSPの用語 |
---|---|
MSP | XSP |
データセット | ファイル |
DD名 | アクセス名 |
MSPのデータセット名 | XSPのファイル名 |
---|---|
'SYS1.PROCLIB' | 'SYS.システム名.PROCLIB' |
'SYS1.SAMPLIB' | 'SYS.システム名.MDFYSRC' または'SYS.システム名.MDFYCNTL' |
'SYS1.xxxxxxxx' (注1) | 'SYS.システム名.yyyyyyyy' (注2) |
xxxxxxxxの値はシステムによって違います。MSPの場合、FSKTAPL, FSKTAWK, FSKTASV, FSKTAAD, FSKTPRM, FSKTMSG, FSKTATR, FSKTLIBです。
yyyyyyyyの値は、FSKTAPL, FSKTAWK, FSKTASV, FSKTAAD, FSKTPRM, FSKTMSG, FSKTATR, FSKTLIBです。