運用管理サーバから部門管理/業務サーバまたはクライアントに資源をオンライン配付する場合、運用管理サーバにオンライン配付する資源を登録しておく必要があります。運用管理サーバへの資源の登録方法は以下の2とおりの方法があります。
資源配付が扱うファイルのサイズは、UNIXシステムの場合は2GB、Windowsシステムの場合は4GBまでです。
Windowsの開発システム、またはクライアントからUNIXシステムの運用管理サーバへ資源をアップロードする場合、およびUNIXシステムの運用管理サーバで資源を登録する場合は、登録するファイルの合計サイズが2GBを超えないようにしてください。
Windows管理サーバにおける資源登録について
Windows管理サーバ上で、「MS-DOSの“8.3形式”ファイル名の自動生成をやめる」設定を行っている場合、以下の状態が発生することがあります。
配付ファイルの更新日付が不当な値になる。
資源の適用処理がエラーとなる。
この場合は、以下のどちらかの方法で資源を登録してください。
クライアントから資源をアップロードする。
「MS-DOSの“8.3形式”ファイル名の自動生成をやめる」設定を行っていないサーバで資源登録を行い、管理サーバに資源を送信する。
注意事項
資源を登録する場合の注意事項を以下に示します。
資源配付は、資源を保有しているシステムから資源登録を行うことを前提としています。PCの資源はPCサーバまたはクライアントから登録し、UNIXの資源はUNIXサーバから登録します。また、資源の登録を行うシステムは、Windowsの資源、UNIXの資源ごとに1台に限定してください。複数台から登録すると、同じ資源を二重に登録するなどのトラブルのもとになります。
以下に示す業務名および資源グループ名は、予約語として使用しています。
業務名:#DOS適用データ#
資源グループ名:APLDIR、先頭4文字が「#DEF」で始まる資源グループ名
また、以下に示す資源グループ名は、資源配付が将来の拡張のために予約しています。指定された場合は、「[資源配付]の予約語は使用できません」というエラーを出力します。運用では、使用しないでください。
資源グループ名:SYSLEVEL、先頭4文字が「#DEL」で始まる資源グループ名
その他の予約語については、“資源配付の予約名”を参照してください。
Windows資源を登録する場合に登録できるファイル・ディレクトリの属性は、以下になります。
D:ディレクトリ
R:書き込み禁止ファイル
H:隠しファイル
S:システムファイル
A:バックアップ対象ファイル
属性なし