インベントリ情報を収集する場合、以下の点に注意してください。
インベントリ管理機能の留意事項について【SolarisおよびLinux版】
インベントリ情報を収集後、収集したシステムのシステム名を変更、または削除した場合、収集済みのインベントリ情報のCSVファイルは削除されずに残ります。
サーバにおける、スケジュール情報ファイルによる、インベントリ通知および結果通知の注意事項
部門管理サーバ/業務サーバからスケジュール情報ファイルの設定により、インベントリ情報の通知機能(func=event(inventory))、送信結果の通知機能(func=complete(send))および、適用結果通知機能(func=complete(apply))を使用して運用管理サーバに通知する場合は、運用管理サーバに該当部門管理サーバ/業務サーバのシステム定義が必須です。
運用管理サーバに該当部門管理サーバ/業務サーバのあて先システム定義が存在しない場合、上記で示した通知を受信することはできません。[資源配付]ウィンドウの[対象システム]サブウィンドウで、該当部門管理サーバ/業務サーバのあて先システム定義の登録を行ってください。
また、あて先システム定義が[資源配付]ウィンドウの[対象システム]サブウィンドウに表示されていないにもかかわらず、登録しようとすると「指定されたサーバ名は既に存在しています。」で失敗する場合は、資源配付の管理構成外のサーバとして登録されている可能性があります。以下のコマンドを投入して、登録に失敗する部門管理サーバ/業務サーバのシステム定義を削除した後、[資源配付]ウィンドウの[対象システム]サブウィンドウで再度、システム定義を行ってください。
drmsdlt -a sys -s 部門管理サーバ名/業務サーバ名 -k serv -H other
クライアントにおける注意事項
インベントリ情報設定画面では、以下のパラメタを設定できません。編集が必要な場合は、DRMS管理ファイル格納ディレクトリ配下のpkgディレクトリ内のノード変数設定ファイル(wsagent.ini)を編集してください。
ExtendedInventoryFiles
InventoryItems
SoftwareInfo
InventoryUpdateAllowance
ノード変数設定ファイルの詳細については、“Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル”を参照してください。
【SolarisおよびLinux版の場合】
ユーザ情報に、ダブルクォーテーションを使用できません。
テキスト情報内に、ダブルクォーテーションを含む文字列が存在した場合、その行は正しく収集されません。
インベントリ情報を収集中にシステムを停止しても、インベントリの収集が完了するまでシステムは停止しません。
クライアントで収集したインベントリ情報は、収集完了後、すぐに部門管理サーバ/業務サーバに通知されません。収集が完了した時刻からノード変数:InventoryUpdateAllowance(省略値:30分)に指定した範囲の間で部門管理サーバ/業務サーバに通知します。
複数クライアントから部門管理サーバ/業務サーバへの集中通知によるネットワークの高負荷を軽減させるために、通知時間に幅を持たせています。
ノード変数の詳細については、“Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル”を参照してください。
サーバ/クライアント共通の注意事項
インベントリ情報を収集中にシステムを停止しても、インベントリの収集が完了するまでシステムは停止しません。
インベントリ情報を収集後、収集したシステムのシステム名を変更した場合、インベントリ情報を表示できません。
インベントリ情報のユーザ情報に、ダブルクォーテーションを使用できません。
インベントリ情報のユーザ情報に、シングルクォーテーションを使用すると情報が正しく表示されない場合があります。
インベントリ情報のテキスト情報に、ダブルクォーテーションを含む文字列が存在した場合、その行は正しく収集されません。
ソフトウェア情報の収集対象とするドライブは、ローカルドライブのみです。