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Systemwalker Centric Manager V17.0.3 使用手引書 資源配付機能編

1.2.1 資源配付テンプレートを使用して簡単に設定する方法

資源配付テンプレートを使用すると、資源配付の初期導入時に必要となる環境設定(配付経路、結果通知スケジュール、運用パラメタなど)を簡単に行うことができ、環境設定後すぐに以下の運用を開始できます。

資源配付テンプレートを利用して環境設定した運用形態

資源を配付する

構成情報(インベントリ情報)を収集する

資源配付テンプレートで設定された資源配付環境での前提条件

前提条件は、以下のとおりです。

-:クライアントはありません。(「運用管理サーバ-業務サーバ」の構成です。)
○:使用できます。
×:使用できません。
△:クライアントに対してだけ、使用できます。

注1)

Solaris版の運用管理サーバは、Systemwalker Centric Manager V15.1.1までの提供です。

2)

配付対象の業務サーバは、200台以下です。

3)

運用管理クライアントは、「資源の配付」および「インベントリ収集」の対象システムではありません。

4)

Solaris/Linuxサーバは、クライアント用資源を中継配付するために設置されています。Solaris/Linuxサーバへの資源の適用はできません。

資源の適用結果通知、およびインベントリ通知のスケジュール

結果通知中はネットワークの負荷が高くなりますので、結果通知の時間を避けて資源配付を行ってください。

図内番号

契機時間

イベント

1.

月曜日 8:00

運用管理サーバでインベントリ情報を収集します。

2-1

毎日 10:00~13:00

業務サーバから運用管理サーバに、業務サーバとクライアントでの資源の適用結果を通知します。
2-2の適用結果通知完了後から翌日10時までの間で適用した資源が対象です。
10時から13時の間に適用した資源が、適用結果通知開始前に適用完了している場合は、2-1で通知されます。

2-2

毎日 16:00~19:00

業務サーバから運用管理サーバに、業務サーバとクライアントでの資源の適用結果を通知します。
2-1の適用結果通知完了後から16時までの間で適用した資源が対象です。
16時から19時の間に適用した資源が、適用結果通知開始前に適用完了している場合は、2-2で通知されます。

3.

月曜日 12:00~12:30

クライアントでインベントリ情報を収集し、収集した情報を業務サーバに通知します。

4.

月曜日 12:30

業務サーバでインベントリ情報を収集します。

5.

月曜日 13:00~16:00

業務サーバから運用管理サーバに、業務サーバとクライアントのインベントリ情報を通知します。

設定方法

資源配付テンプートを使用して動作環境を定義する”を参照してください。