ユーザ資源の登録時において、資源圧縮のデフォルトの動作に非互換があります。これにより、資源配付機能のコマンド、および、[資源の登録]ウィンドウで以下の変更があります。
drmsadd -a rsc(ユーザ資源データの登録)で、-nオプション(登録するユーザ資源を圧縮しない)が指定できなくなりました。また、-nオプションを指定しない場合の動作が変更されました。
-nオプションが指定可能です。-nオプションが省略された場合は、ユーザ資源を圧縮して登録します。
-nオプションが指定できません。ユーザ資源は圧縮しないで登録します。
[Red Hat Enterprise Linux 8以前]
圧縮した資源を登録する場合、以下のいずれかの方法で対処してください。
-oオプション(資源を圧縮して登録する)を指定してください。
drmsaddコマンドの-oオプションについては、“Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル”の“ユーザ資源データの登録”を参照してください。
事前に圧縮した資源を登録してください。資源の適用時にスクリプトを組み込むことで、事前に圧縮して登録された資源を適用時に解凍することが可能です。
[Red Hat Enterprise Linux 9以降]
圧縮した資源を登録する場合、以下の方法で対処してください。
事前に圧縮した資源を登録してください。資源の適用時にスクリプトを組み込むことで、事前に圧縮して登録された資源を適用時に解凍することが可能です。
資源の適用時にスクリプトを組み込む詳細については、“Systemwalker Centric Manager 使用手引書 資源配付機能編”の“資源の適用時にスクリプトを組み込む”を参照してください。
[資源配付]ウィンドウで、[アクション]-[資源の登録]メニューで新規に資源の登録を行う場合、表示される[資源の登録]ウィンドウの[資源を圧縮して登録]項目の初期状態が変更されました。
[資源を圧縮して登録]:チェックされています。
[資源を圧縮して登録]:チェックされていません。