Enterprise Postgres 16 SP1 スケールアウト運用ガイド

F.9.4 シャード表の作成

シャード表を作成し、追加したデータノードを割り当てます。作業は中央管理ノードで行います。

データノードでのシャードの割り当て

シャード表の作成対象となるすべてのデータノード(プライマリサーバ 、スタンバイサーバ)で、事前に同じ絶対パスでテーブル空間用の空ディレクトリを作成します。

中央管理ノード(プライマリサーバ)でのシャード表の作成

中央管理ノード(プライマリサーバ)で、シャードを作成し、シャードにテーブル空間を割り当てます。また、作成したシャードにシャード表を作成します。

-- 1) シャードの作成
CREATE SHARD shard2 ON datanode2;

-- 2) テーブル空間の作成
-- パスは中央管理ノードでなく、ノード側のパスとして用意する必要あり
CREATE TABLESPACE tbs_shard2 LOCATION  '/home/fsepuser/shard_tablespace/shard2'  IN shard2;

-- 3) 子テーブルの作成
CREATE TABLE branch_b PARTITION OF branches FOR VALUES IN ('b') TABLESPACE tbs_shard2;
CREATE TABLE account_b PARTITION OF accounts FOR VALUES IN ('b') TABLESPACE tbs_shard2;
-- shard1にはblanch_idのbのbranch_bとaccount_bが作成される