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Enterprise Postgres 16 SP1 スケールアウト運用ガイド

F.7 シャード表およびレプリケーションテーブルの作成

スケールアウト固有の機能である、シャード表とレプリケーションテーブルを作成します。いずれの表の作成も、DDLの実行は中央管理ノードで行いますが、表の種類によりデータの格納先やテーブル空間の確保方法が異なります。

また、シャード表、レプリケーションテーブルを作成するには、以下と同様の手順を実施してください。

  1. テーブル空間作成用に領域(ディレクトリ)の確保【作業対象:中央管理ノード・データノード】
    中央管理ノードおよびデータノードで、テーブル空間作成用に領域(ディレクトリ)を事前に準備します。

  2. テーブル空間作成【作業対象:中央管理ノード】
    中央管理ノードで、CREATE TABLESPACE文を実行し、テーブル空間を作成します。
    このとき、全データノードに対して、実際の領域が確保されるため、すべてのデータノードが起動されている必要があります。

  3. 表の割り当て【作業対象:中央管理ノード】
    中央管理ノードで、シャード表、レプリケーションテーブルをテーブル空間に割り当てます。