本構成では、複数のアベイラビリティゾーン上でクラスタシステムを動作させることができます。
インスタンスにPRIMECLUSTERを適用することで、異常発生時には運用系のインスタンスから待機系のインスタンス上へのアプリケーションの切替えが短時間で行え、信頼性の高いインスタンス環境を実現します。
また、アベイラビリティゾーン全域のネットワーク障害や、大規模災害によりアベイラビリティゾーンが異常となった場合、少ない操作で待機系へフェイルオーバさせることにより迅速に業務を復旧させることもできます。
図19.1 マルチアベイラビリティゾーン (Multi-AZ)でのクラスタシステム (サーバ間ミラーリング構成)
図19.2 マルチアベイラビリティゾーン (Multi-AZ)でのクラスタシステム (FSx for ONTAP共有ディスク構成)