PRIMECLUSTER システムを保守する場合、業務を停止させて行うかどうかにより、以下のように分類されます。
クラスタシステム全体を停止して保守を行うこと。
業務を稼働させたまま、クラスタアプリケーションの状態遷移(切替え・縮退)により、保守対象のノードをクラスタから切り離した状態で保守を行うこと。
上記のうち、どちらの保守方法を行うことができるかは、故障個所、故障内容により異なりますので、当社技術員(SE)と検討の上決定してください。
注意
クラスタインタコネクトで使用しているネットワークインタフェースカードをPCI Hot Plugで交換することはできません。CFを停止してからネットワークインタフェースカードを交換してください。
CFの停止方法については、“PRIMECLUSTER Cluster Foundation 導入運用手引書”の“4.6 CFの起動と停止”を参照してください。
引継ぎネットワークリソースの監視先ホストとの通信を遮断した場合、引継ぎネットワークリソースはリソース故障となります。以下のいずれかの保守を行ってください。
停止保守
手順については、“12.2 保守作業の流れ”および“PRIMECLUSTER RMS 導入運用手引書”の“7.2.4 クラスタアプリケーションの停止”と“7.2.3 クラスタアプリケーションの起動”を参照してください。
保守モードを使用したシステム保守
手順については、“7.2.2.6 クラスタアプリケーションを保守モードにする”および“PRIMECLUSTER RMS 導入運用手引書”の“7.4 保守モードの使用法”を参照してください。