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ETERNUS SF Express 16.9.1 / Storage Cruiser 16.9.1 / AdvancedCopy Manager 16.9.1 概説書
FUJITSU Storage

1.2 Expressの特長

ウィザードによる簡単設定

数ステップでストレージシステムの設定を完了できる以下のウィザードを提供します。

例えば、ボリューム割当てウィザードの場合、ストレージ装置のボリュームをサーバに割り当てる作業がわずか3画面(サーバの選択、HBAとポートの選択、サーバへのボリューム割当て)で完了します。

簡単運用

ExpressのGUIであるWebコンソールにおいて、操作対象と操作内容を選ぶだけ、つまり「何をどうするか」を選ぶだけなので、画面操作に迷うことがありません。
Webコンソールは、異なるストレージ装置を同じ操作ビューで管理できます。このため、ストレージ装置ごとに異なる操作を覚えることが不要です。
また、1つのWebコンソールで複数のストレージ装置を管理・監視・操作できるため、端末が置かれている場所への移動、端末でのブラウザー画面切替えなどの煩わしさがなくなります。

簡単トラブル対応

トラブルの発生時、利用者からのコール前にトラブル事象と影響範囲を把握できます。
ストレージの専門知識がなくても事象を把握できるように、わかりやすいメッセージが出力されます。メッセージをクリックすると、トラブルの対処方法がポップアップ表示されます。

性能管理

24時間分のストレージ装置の性能情報を、グラフでWebコンソールに表示できます。また、1時間分または24時間分のストレージ装置の性能情報を、CSVファイルに出力することもできます。

データコピー

ストレージ装置のアドバンスト・コピー機能であるスナップショットコピー(SnapOPC+)を8セッションまで実行できます。アドバンスト・コピー機能は、ある時点のボリュームのデータを、別のボリュームに短時間でコピーする機能です。

操作インターフェースには、WebコンソールとCLI(Command Line Interface)があります。Webコンソールでは、簡単操作が可能です。CLIでは、スクリプト作成、OSのスケジューラーを利用した定期コピーなど、運用に合わせたカスタマイズが可能です。