装置1台のボリューム数が多い装置を管理する場合
装置1台のボリューム数が18000を超えるETERNUS DX900 S6/S5, DX8900 S6/S4, DX8000 S3/S2 seriesを管理する場合は、運用管理サーバがETERNUS SF Managerの動作に必要なCPUおよびメモリーを満たしているかを確認してください。
動作に必要なCPUは、『導入ガイド』の「ETERNUS SF Managerの動作環境」の「ハードウェア条件」を参照してください。
動作に必要なメモリーは、『導入ガイド』の「大量ボリューム利用時のメモリー容量の見積り」を参照してください。
動作に必要なCPUおよびメモリーを満たしていない場合は、運用管理サーバへコア数の追加およびメモリー追加が必要です。
なお、メモリー追加の場合は、ETERNUS SF Managerへのメモリー設定も必要です。設定方法は、『導入ガイド』の「大量ボリューム利用時のETERNUS SF Managerのメモリー設定」を参照してください。
ストレージ装置のRESTful APIを利用する製品で管理する場合
本製品とストレージ装置のRESTful APIを利用するほかの製品がストレージ装置を共有するシステム環境では、共有するストレージ装置の構成変更操作をそれぞれの製品が同時に実施しないように運用設計する必要があります。
それぞれの製品からストレージ装置の構成変更操作を同時に実施すると、どちらかの操作がエラー終了する場合があります。操作がエラー終了した場合は、一方の操作が完了したあと、エラー終了した操作を再実施してください。
エコモードの制御単位
エコモードを制御できる単位は、RAIDグループです。このため、複数の異なる業務(種別、運用時間帯など)で1つのRAIDグループを使う場合、業務の運用形態によっては、そのRAIDグループのディスクドライブを停止できないことがあります。エコモードを使ったストレージ運用の設計では、RAIDグループと業務の関係を考慮してください。