前節のツールによる情報収集のほか、現象により次のような資料を追加で採取してください。
イベントログ/syslog
現象がメッセージで確認できる場合には、イベントログ(Windows)、syslog(Solaris/Linux)を採取してください。
画面のコピー
現象が画面で確認できる場合には、画面のスクリーンコピー等を採取してください。
ワトソンログ/ダンプファイル/coreファイル
異常終了が発生した場合に、出力されていれば、ワトソンログ/ダンプファイル(Windows)、coreファイル(Solaris/Linux)を採取してください。
■インストールレス型Agent管理の場合
インストールレス型Agent管理の場合は、以下の情報を収集してください。
監視サーバ
保守情報
被監視サーバ
イベントログ/syslog
インストールレス型Agent監視用ファイル
【被監視サーバがWindowsの場合】
被監視サーバが以下の場合も含みます。
Hyper-V
%USERPROFILE%\sqc_temp |
採取方法は以下のとおりです。
コマンドプロンプトを開き、以下のコマンドを実行します。
echo %USERPROFILE% |
このとき表示されたディレクトリ名のディレクトリを開き、その配下の「sqc_temp」ディレクトリを圧縮して採取してください。
【被監視サーバがSolaris場合】
被監視サーバが以下の場合も含みます。
Solaris ゾーン
Oracle VM Server for SPARC
リモートで接続するユーザーのホームディレクトリ/dsa_temp_* |
採取方法は以下のとおりです。
システム管理者(スーパーユーザー)権限でログインします。
リモートで接続するユーザーのホームディレクトリに移動します。
「dsa_temp_xxxx」という名称のディレクトリが、1つまたは複数あることを確認してください。
上記のディレクトリが存在する場合、以下の手順を実行します(/var/tmp配下に採取用ファイルを作成する場合の例です)。
# tar cvf /var/tmp/dsa_temp.tar dsa_temp_* # compress /var/tmp/dsa_temp.tar |
/var/tmp/dsa_temp.tar.Zを採取してください。
【被監視サーバがLinuxの場合】
被監視サーバが以下の場合も含みます。
VMware ESXi
VMware vCenter Server Appliance
Linux仮想マシン機能(KVM)
Oracle VM Server for x86
リモートで接続するユーザーのホームディレクトリ/dsa_temp_* |
採取方法は以下のとおりです。
システム管理者(スーパーユーザー)権限でログインします。
リモートで接続するユーザーのホームディレクトリに移動します。
「dsa_temp_xxxx」という名称のディレクトリが、1つまたは複数あることを確認してください。
上記のディレクトリが存在する場合、以下の手順を実行します(/var/tmp配下に採取用ファイルを作成する場合の例です)。
# tar cvf /var/tmp/dsa_temp.tar dsa_temp_* # gzip /var/tmp/dsa_temp.tar |
/var/tmp/dsa_temp.tar.gzを採取してください。