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Systemwalker Service Quality CoordinatorV15.2.5 使用手引書

4.3.4 環境設定

ブラウザの設定

コントロールパネルよりインターネットオプション画面を開き、以下を実施してください。

  1. サードパーティ製のブラウザ拡張を有効にします。

    [詳細設定]タグを選択し、[ブラウズ]の[サードパーティ製のブラウザ拡張を有効にする(再起動が必要)]がチェックされていることを確認してください。チェックがされていない場合、Browser Agentのデータは収集サーバへ送信されません。

  2. Windows 10の場合、拡張保護モードを無効にします。

    [詳細設定]タグを選択し、[セキュリティ]の[拡張保護モードを有効にする(再起動が必要)]がチェックされていないことを確認してください。

  3. アドオンを有効にします。

    [プログラム]タグを選択し、[アドオンの管理]より以下のアドオンを有効にしてください。

    名前  :SlmBhoExtension Class

    発行元:(未確認の発行元) Fujitsu Australia Limited

Microsoft Edge (IEモード)を利用するための設定

Microsoft Edgeを利用する場合は、監視対象のURLがIEモードで開くよう設定してください。

詳細は、Microsoftのサイトを参照してください。

ここではエンタープライズ サイトリスト(Enterprise site list)を使う方法を一例として説明します。

  1. Microsoft EdgeでIEモードを利用できるようにします。

    1. Microsoftのサイトより、最新の「Microsoft Edge ポリシー テンプレート」を入手し、適用します。

      参考

      適用方法などはMicrosoftのサイトを参照してください。

      https://learn.microsoft.com/ja-jp/deployedge/configure-microsoft-edge

    2. [グループ ポリシー エディター]で、以下の設定を行います。

      [コンピューターの構成] - [管理用テンプレート] - [Microsoft Edge]の[Internet Explorer 統合を構成する]を有効にし、オプションで[Internet Explorer モード]を選択します。

  2. 監視対象のURLがIEモードで開くよう設定します。

    1. サイトリストXMLを作成します。

      <任意のディレクトリ>/sitelist.xml

      監視対象のURLが"http://website-a/"および、"http://website-b/"の場合

      <site-list version="1">

        <site url="website-a/"> ★

          <compat-mode>Default</compat-mode>

          <open-in>IE11</open-in>

        </site>

        <site url="website-b/"> ★

          <compat-mode>Default</compat-mode>

          <open-in>IE11</open-in>

        </site>

      </site-list>

      ★:IPアドレスやFQDNでの接続など、複数の形式でのアクセス方法が想定される場合は、<site>タグを形式ごとに複数指定してください。

      上記ホスト名の他にIPアドレスで接続する場合は、以下を追加します。

      <site url="website-aやwebsite-bのIPアドレス/">

        <compat-mode>Default</compat-mode>

        <open-in>IE11</open-in>

      </site>

    2. [グループ ポリシー エディター]で、以下の設定を行います。

      [コンピューターの構成] - [管理用テンプレート] - [Windows コンポーネント] - [Internet Explorer]の[エンタープライズ モードの IE Web サイト一覧を使う]を有効にし、オプションで手順2.のa.で作成したサイトリストXMLの場所を指定します。

      例)file:///<任意のディレクトリ>/sitelist.xml

wReferingURL(ハイパーリンク設定ページURL)を収集するための設定

レコード「WEBSLM_WWW」のフィールド「wReferingURL」のデータ収集が必要な場合は、Browser Agentをインストールした環境で、以下のコマンドを実行してください。

「wReferingURL」の詳細については、リファレンスマニュアル「ResponseConditionフォルダ配下/エンドユーザーレスポンスレポート」を参照してください。

  1. 管理者権限でログオンします。

  2. コマンドプロンプトを起動して、以下のフォルダに移動します。

    ポイント

    管理者権限で実行する必要があります。

    <Browser Agentインストールディレクトリ>\tool

  3. 以下のようにコマンドを実行します。

    instlsp -install

  4. マシンを再起動します。


なお、レコード「WEBSLM_WWW」のフィールド「wReferingURL」のデータ収集を停止するには、Browser Agentをインストールした環境で、以下のコマンドを実行してください。

  1. 管理者権限でログオンします。

  2. コマンドプロンプトを起動して、以下のフォルダに移動します。

    ポイント

    管理者権限で実行する必要があります。

    <Browser Agent のインストールディレクトリ>\tool

  3. 以下のようにコマンドを実行します。

    instlsp -remove

  4. マシンを再起動します。