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Cloud Storage Gateway V1.4.0 ユーザーズガイド
FUJITSU Software

A.7 利用ポート番号

通信元

通信先

ポート番号

用途

操作端末

本製品

22

SSH/SFTP

9856 (変更可)

HTTPS

本製品

メールサーバ

25 (変更可)

SMTP

DNSサーバ

53

DNS

NTPサーバ

123

NTP

Active Directoryサーバ

389 (変更可)

AD認証

バックアップサーバ

本製品

137

SMB

138

139

445

2049

NFS v4

注意

サーバ仮想化ソフトウェアの仮想コンソールから本製品のコンソールにログインできますが、SSH/SFTPを使用してリモートからログインすることもできます。但し、リモートからのログインが必須になる操作は以下の2つだけです。

SSH/SFTPを使用してリモートからログインする場合は、セキュリティの観点で暗号化アルゴリズムとしてAES-GSMを推奨します。

具体的な使用例は以下の通りです。

  • Windows 10やWindows 11またはLinux環境からsshコマンドやsftpコマンドで本製品にログインする場合

    • SSHログインする場合:

      ssh -c aes256-gcm@openssh.com administrator@本製品のIPアドレス

    • SFTPログインする場合:

      sftp -c aes256-gcm@openssh.com sftpadmin@本製品のIPアドレス

  • Windows環境でオープンソースソフトウェアのTeraTermを使用して本製品にSSHログインする場合
    以下の設定変更のあとログインします。

    • TeraTermの言語設定が日本語の場合

      • [設定(S)] - [SSH...]を選択して「TTSSH: 設定」ダイアログを表示します。

      • ダイアログ左上に表示される「優先する暗号アルゴリズムの順」で『aes256-gcm@openssh.com』を一番上に変更したあと、[OK]でダイアログを閉じます。

      • [設定(S)] - [設定の保存(S)...]を選択して設定を保存します。

    • TeraTermの言語設定が英語の場合

      • [Setup] - [SSH...]を選択して「TTSSH: Setup」ダイアログを表示します。

      • ダイアログ左上に表示される「Preferred cipher order」で『aes256-gcm@openssh.com』を一番上にし変更したあと、 [OK]でダイアログを閉じます。

      • [Setup] - [Save setup...]を選択して設定を保存します。

  • Windows環境でオープンソースソフトウェアのWinSCPを使用して本製品にSFTPログインする場合
    以下の設定変更のあとログインします。

    • WinSCPの言語設定が日本語の場合

      • WinSCP起動時に表示される「ログイン」ダイアログ、または、[タブ(T)] - [サイト(T)] - [サイト マネージャ(M)...]で表示される「ログイン」ダイアログで、右側に表示される[設定(D)...]を選択して「高度なサイトの設定」ダイアログを表示します。

      • ダイアログ左側ツリーの「SSH」を選択します。

      • ダイアログ右側に表示される「暗号化鍵の使用優先度」で『AES-GCM』を一番上に変更します。

      • その他、本製品にログインするための情報を入力したあと、[保存(S)]を選択して設定を保存します。

    • WinSCPの言語設定が英語の場合

      • WinSCP起動時に表示される「Login」ダイアログ、または、[Tabs] - [Sites] - [Site Manager...]で表示される「Login」ダイアログで、右側に表示される[Advanced...]を選択して「Advanced Site Settings」ダイアログを表示します。

      • ダイアログ左側ツリーの「SSH」を選択します。

      • ダイアログ右側に表示される「Encryption cipher selection policy」で『AES-GCM』を一番上に変更します。

      • その他、本製品にログインするための情報を入力したあと、[Save]を選択して設定を保存します。