通信元 | 通信先 | ポート番号 | 用途 |
---|---|---|---|
操作端末 | 本製品 | 22 | SSH/SFTP |
9856 (変更可) | HTTPS | ||
本製品 | メールサーバ | 25 (変更可) | SMTP |
DNSサーバ | 53 | DNS | |
NTPサーバ | 123 | NTP | |
Active Directoryサーバ | 389 (変更可) | AD認証 | |
バックアップサーバ | 本製品 | 137 | SMB |
138 | |||
139 | |||
445 | |||
2049 | NFS v4 |
注意
サーバ仮想化ソフトウェアの仮想コンソールから本製品のコンソールにログインできますが、SSH/SFTPを使用してリモートからログインすることもできます。但し、リモートからのログインが必須になる操作は以下の2つだけです。
csgsnapコマンドで採取した調査資料をSFTPでダウンロードする場合(「6.3 調査資料の採取」参照)
ソフトウェア更新において更新モジュールを本製品にSFTPで転送する場合(「6.5.1.3 ソフトウェア更新」参照)
SSH/SFTPを使用してリモートからログインする場合は、セキュリティの観点で暗号化アルゴリズムとしてAES-GSMを推奨します。
具体的な使用例は以下の通りです。
Windows 10やWindows 11またはLinux環境からsshコマンドやsftpコマンドで本製品にログインする場合
SSHログインする場合:
ssh -c aes256-gcm@openssh.com administrator@本製品のIPアドレス |
SFTPログインする場合:
sftp -c aes256-gcm@openssh.com sftpadmin@本製品のIPアドレス |
Windows環境でオープンソースソフトウェアのTeraTermを使用して本製品にSSHログインする場合
以下の設定変更のあとログインします。
TeraTermの言語設定が日本語の場合
[設定(S)] - [SSH...]を選択して「TTSSH: 設定」ダイアログを表示します。
ダイアログ左上に表示される「優先する暗号アルゴリズムの順」で『aes256-gcm@openssh.com』を一番上に変更したあと、[OK]でダイアログを閉じます。
[設定(S)] - [設定の保存(S)...]を選択して設定を保存します。
TeraTermの言語設定が英語の場合
[Setup] - [SSH...]を選択して「TTSSH: Setup」ダイアログを表示します。
ダイアログ左上に表示される「Preferred cipher order」で『aes256-gcm@openssh.com』を一番上にし変更したあと、 [OK]でダイアログを閉じます。
[Setup] - [Save setup...]を選択して設定を保存します。
Windows環境でオープンソースソフトウェアのWinSCPを使用して本製品にSFTPログインする場合
以下の設定変更のあとログインします。
WinSCPの言語設定が日本語の場合
WinSCP起動時に表示される「ログイン」ダイアログ、または、[タブ(T)] - [サイト(T)] - [サイト マネージャ(M)...]で表示される「ログイン」ダイアログで、右側に表示される[設定(D)...]を選択して「高度なサイトの設定」ダイアログを表示します。
ダイアログ左側ツリーの「SSH」を選択します。
ダイアログ右側に表示される「暗号化鍵の使用優先度」で『AES-GCM』を一番上に変更します。
その他、本製品にログインするための情報を入力したあと、[保存(S)]を選択して設定を保存します。
WinSCPの言語設定が英語の場合
WinSCP起動時に表示される「Login」ダイアログ、または、[Tabs] - [Sites] - [Site Manager...]で表示される「Login」ダイアログで、右側に表示される[Advanced...]を選択して「Advanced Site Settings」ダイアログを表示します。
ダイアログ左側ツリーの「SSH」を選択します。
ダイアログ右側に表示される「Encryption cipher selection policy」で『AES-GCM』を一番上に変更します。
その他、本製品にログインするための情報を入力したあと、[Save]を選択して設定を保存します。