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ETERNUS SF Express 16.9.1 / Storage Cruiser 16.9.1 / AdvancedCopy Manager 16.9.1 メッセージ説明書
FUJITSU Storage

A.9 NASのエラーメッセージ

NASボリュームのバックアップ/リストア、NASバックアップボリュームのマウント/アンマウントを行った場合に出力される、ETERNUS ディスクアレイのエラーメッセージについて説明します。

エラーメッセージは、以下のフォーマットで出力されます。

ERROR: commandName: number: message

commandName : 異常が発生したコマンド名
number : エラー番号
message : エラーメッセージ

出力されるメッセージの意味と対処は以下のとおりです。

表A.6 NAS操作時のエラーメッセージ

メッセージ

説明

対処方法

Parameter error.

スクリプトの引数に誤りがあります。

内部矛盾が発生しました。調査資料を採取し、当社技術員(SE)に連絡してください。

NAS volume is not mounted.

NASボリュームがマウントされていません。

NASボリュームをマウントしてから、操作を再実施してください。

NAS backup volume is mounted.

NASバックアップボリュームがマウントされています。

NASバックアップボリュームをアンマウントしてから、操作を再実施してください。

Cannot get device name [for NAS volume|for NAS backup volume|of volume] oluNumber.

NASボリュームまたはNASバックアップボリュームのデバイス名を求めることができません。

ETERNUS ディスクアレイのNAS環境で異常が発生しました。調査資料を採取し、当社技術員(CE)に連絡してください。

pdfsumount error. 1: ERROR: pdfsumount: 0016: mountPoint busy

NASボリュームまたはNASバックアップボリュームは、使用中のため、アンマウントできません。

クライアントからのNASボリュームまたはNASバックアップボリュームへのネットワーク接続を切断してから、操作を再実施してください。

Cannot unmount volume oluNumber because busy.

Requested process cannot continue because Snapshot process exists.

スナップショットを採取中のため、バックアップ/リストア処理を継続できません。

スナップショットの採取が完了してからバックアップ/リストアを再実施してください。スナップショットの採取完了を確認する方法はないため、バックアップ/リストアは、ある程度時間が経過してから実施してください。

自動スナップショット採取を開始している場合は、自動スナップショット採取を停止してから、バックアップまたはリストアを再実施してください。自動スナップショット採取の停止方法は、『Webコンソール説明書』の「自動スナップショット採取の開始/停止」を参照してください。

Requested process cannot continue because other process exists. statusCode:message

別のプロセスが実行中のため、操作を継続できません。

しばらく待ってから、操作を再実施してください。

Shared settings after the restore will be over the limit. Please delete (number) shared settings.

リストア後の共有フォルダ数が装置の上限を超えるため、リストアできません。

メッセージに表示された個数(number)の共有フォルダを削除後、リストアを再実施してください。
削除可能な共有フォルダが存在しない場合は、バックアップ先をマウントし、ファイル単位にNASボリュームへのデータの書戻しを実施してください。

Quota settings after the restore will be over the limit. Please delete (number) quota settings.

リストア後のクォータ設定数が装置の上限を超えるため、リストアできません。

メッセージに表示された個数(number)のクォータ設定を削除後、リストアを再実施してください。
削除可能なクォータ設定が存在しない場合は、バックアップ先をマウントし、ファイル単位にNASボリュームへのデータの書戻しを実施してください。

command error. statusCode:message

コマンドで異常が発生しました。

ETERNUS ディスクアレイのNAS環境で異常が発生しました。

再実行しても同様の問題が発生する場合は、調査資料を採取し、当社技術員(CE)に連絡してください。

Cannot backup NAS sharing configuration. statusCode:message

NAS共有設定情報のバックアップに失敗しました。

Cannot [make|write] a temp file. statusCode:message

一時ファイルの作成/書込みに失敗しました。

Cannot modify construction information file. statusCode:message

構成情報ファイルを編集できません。

Cannot stop [ctdb|nfs]. statusCode:message

CTDBまたはNFSサービスを停止できません。

Cannot restore NAS sharing configuration. statusCode:message

NAS共有設定情報のリストアに失敗しました。

Cannot start [ctdb|nfs]. statusCode:message

CTDBまたはNFSサービスを起動できません。

Cannot construct filesystem information for [NAS volume|NAS backup volume]. statusCode:message

NASボリュームまたはNASバックアップボリュームの、ファイルシステム構成情報を構築できません。

Cannot make a temp directory. statusCode:message

一時ディレクトリの作成に失敗しました。

Cannot [copy|rename|move] ACL CTDB Files. statusCode:message

ACL情報ファイルを複写/改名/移動できません。

Cannot add [samba|nfs] configuration for NAS backup volume. statusCode:message

NASバックアップボリュームのsambaまたはNFS設定を追加できません。

Cannot get CM number. statusCode:message

CM番号を取得できません。

Cannot update AD/LDAP certification information. statusCode:message

Active DirectoryまたはLDAPの認証情報の更新に失敗しました。

Cannot remove NAS sharing configuration. statusCode:message

NAS共有設定情報の削除に失敗しました。

上記以外のメッセージ

上記以外のエラーが発生しました。