以上で、Storage Cruiserマネージャーのアップグレード作業は終了です。以下の操作を行ってから運用を再開してください。
Webブラウザーのキャッシュの削除
アップグレード前と同じWebブラウザーを使用して、Webコンソールを操作する場合は、Webブラウザーのキャッシュを削除してから操作してください。
装置情報の最新化
本バージョンレベルから新たにサポートされる機能を利用する場合は、Webコンソールで以下の操作を実施し、構成情報を再読込みしてください。
グローバルナビゲーションタブの[ストレージ]をクリックします。
登録されているETERNUS ディスクアレイの一覧が、メインペインに表示されます。
メインペインで、操作対象のETERNUS ディスクアレイのチェックボックスをチェックします。
アクションペインで、[ストレージ]の下にある[設定の再読み込み]をクリックします。
参照
本操作に関する詳細は、本バージョンレベルの『Webコンソール説明書』の「ETERNUS ディスクアレイの設定情報の再読込み」を参照してください。
性能管理の更新
NASボリュームとNASシステムの性能管理をアップグレード後から利用する場合、性能管理の再起動が必要です。性能管理の開始の設定では、[構成情報ファイル作成]に「はい」を選択してください。
詳細は、『Storage Cruiser 運用ガイド』の「NASボリューム、NASシステムの性能情報表示」を参照してください。
装置登録に必要な設定(ETERNUS DX S2 seriesを利用する場合だけ)
ETERNUS DX S2 seriesを管理する場合は、『導入ガイド』の「ETERNUS SF Managerのセットアップ」の章にある「装置登録に必要な設定(ETERNUS DX S2 seriesを利用する場合だけ)」に記載されている作業を実施してください。
参考
アップグレード後、障害管理で利用するSNMP通信プロトコルをSNMPv1からSNMPv3に変更する場合は、本バージョンレベルの『Storage Cruiser 運用ガイド』の「運用管理サーバのSNMP通信プロトコルの変更」を参照して、運用環境を設定してください。
アップグレード後、CFX2000 seriesに対する障害管理や性能監視を利用する場合は、一旦装置削除をしたあと、自動検出で装置を再登録してください。登録方法は、本バージョンレベルの『Storage Cruiser 運用ガイド』の「CFX2000 series」を参照してください。
注意
アップグレード前に採取していた容量に関する情報および各種ログの情報は、Dashboardに表示されません。以下の画面で参照してください。
容量に関する情報
シン・プロビジョニングプールの容量グラフ
Tierプールの容量グラフ
各種ログの情報
操作履歴
イベントログ
閾値監視アラームログ
クォータ管理ログ(NAS管理)