ページの先頭行へ戻る
ETERNUS SF Express 16.9.1 / Storage Cruiser 16.9.1 / AdvancedCopy Manager 16.9.1 導入ガイド
FUJITSU Storage

N.1 運用管理サーバで必要な作業

運用管理サーバに登録されているETERNUS DX S2 seriesを削除して管理対象から外す場合に必要な作業は以下のとおりです。

ポイント

運用管理サーバにETERNUS DX S2 seriesが登録されていないことを確認してから、作業を実施してください。

Windows環境の場合

  1. 運用管理サーバに、Administrator権限を持つユーザーでログオンします。

  2. ETERNUS SF Managerサービスを停止します。

    • 運用管理サーバをクラスタ運用していない場合

      以下のバッチを実行して、ETERNUS SF Managerサービスを停止してください。

      > $INS_DIR\Common\bin\Stop_ESFservice.bat

      本手順以降において、$INS_DIRは、ETERNUS SF Managerをインストールしたときの「プログラムディレクトリ」です。

    • 運用管理サーバをクラスタ運用している場合

      フェールオーバークラスタマネージャーを利用して、ETERNUS SF Managerサービスを停止してください。

  3. 以下のファイルをコピー先ファイルに上書きコピーしてください。
    運用管理サーバをクラスタ運用している場合は、プライマリノードおよびセカンダリノードの両方で実施してください。

    コピー元ファイル

    コピー先ファイル

    $INS_DIR\Common\sys\tomcat\webapps\esf\WEB-INF\config\java.security

    $INS_DIR\Common\jre\conf\security\java.security

    $INS_DIR\CCM\tools\java.security

    $INS_DIR\CCM\jre\conf\security\java.security

  4. ETERNUS SF Managerサービスを開始します。

    • 運用管理サーバをクラスタ運用していない場合

      以下のバッチを実行して、ETERNUS SF Managerサービスを開始してください。

      > $INS_DIR\Common\bin\Start_ESFservice.bat
    • 運用管理サーバをクラスタ運用している場合

      フェールオーバークラスタマネージャーを利用して、ETERNUS SF Managerサービスを開始してください。

Solaris環境、Linux環境の場合

  1. 運用管理サーバにログインします。ログイン後の操作は、root(スーパーユーザー)で実施してください。

  2. ETERNUS SF Managerデーモンを停止します。

    • 運用管理サーバをクラスタ運用していない場合

      以下のコマンドを実行して、ETERNUS SF Managerデーモンを停止してください。

      # /opt/FJSVesfcm/bin/stopesf.sh
    • 運用管理サーバをクラスタ運用している場合

      使用しているクラスタソフトウェアを利用して、ETERNUS SF Managerデーモンを停止してください。

  3. 以下のファイルをコピー先ファイルに上書きコピーしてください。
    運用管理サーバをクラスタ運用している場合は、プライマリノードおよびセカンダリノードの両方で実施してください。

    • Solaris環境の場合

      コピー元ファイル

      コピー先ファイル

      /opt/FJSVesfcm/tomcat/webapps/esf/WEB-INF/config/java.security

      /opt/FJSVesfcm/JRE/lib/security/java.security

      /opt/FJSVcccm/tools/java.security

      /opt/FJSVccm/jre/lib/security/java.security

      コマンド実行例は以下のとおりです。

      # cp -p /opt/FJSVesfcm/tomcat/webapps/esf/WEB-INF/config/java.security /opt/FJSVesfcm/JRE/lib/security/java.security
      # cp -p /opt/FJSVccm/tools/java.security /opt/FJSVccm/jre/lib/security/java.security
    • Linux環境の場合

      コピー元ファイル

      コピー先ファイル

      /opt/FJSVesfcm/tomcat/webapps/esf/WEB-INF/config/java.security

      /opt/FJSVesfcm/JRE/conf/security/java.security

      /opt/FJSVccm/tools/java.security

      /opt/FJSVccm/jre/conf/security/java.security

      コマンド実行例は以下のとおりです。

      # cp -p /opt/FJSVesfcm/tomcat/webapps/esf/WEB-INF/config/java.security /opt/FJSVesfcm/JRE/conf/security/java.security
      # cp -p /opt/FJSVccm/tools/java.security /opt/FJSVccm/jre/conf/security/java.security
  4. ETERNUS SF Managerデーモンを起動します。

    • 運用管理サーバをクラスタ運用していない場合

      以下のコマンドを実行して、ETERNUS SF Managerデーモンを起動してください。

      # /opt/FJSVesfcm/bin/startesf.sh
    • 運用管理サーバをクラスタ運用している場合

      使用しているクラスタソフトウェアを利用して、ETERNUS SF Managerデーモンを起動してください。