LUNコンカチネーションのボリュームについて、以下の操作を実施できます。
ボリュームの削除
アフィニティグループの作成
アフィニティグループの構成変更(ボリュームの追加/削除)
以下の部品を搭載したETERNUS DX100 S4/DX200 S4を管理できます。
ポート転送速度12Gbpsに対応したSAS-CAボード
ETERNUS DX200 S3, DX500 S3/DX600 S3, ETERNUS オールフラッシュアレイに追加された以下の機能を利用できます。
シン・プロビジョニングプールへのデータ重複除去とデータ圧縮の個別設定、およびデータ重複除去とデータ圧縮の個別表示
シン・プロビジョニングプールの作成時における、データ重複除去とデータ圧縮の設定
本機能は、ETERNUS DX200 S4でも利用できます。
ETERNUS DX S3 seriesおよびETERNUS オールフラッシュアレイに追加された、シン・プロビジョニングプールおよびTierプールの、最大プール容量の拡張に対応します。Webコンソールで、以下の情報を表示します。
シン・プロビジョニングプールおよびTierプールの容量(2PB超え)
バージョン16.5から、2PBを超える容量を表示可能です。
チャンクサイズ
チャンクサイズとは、ボリューム(TPV/FTV)における1ブロックあたりの容量です。
本機能は、ETERNUS DX S4 seriesでも利用できます。
ポイント
ETERNUS DX S4 series以外の装置に対して本機能を利用するには、対象装置のファームウェア版数をV10L70以降にする必要があります。
ETERNUS DX S4 series, DX S3 series, ETERNUS オールフラッシュアレイにおいて、ディスクを自動で選択して、シン・プロビジョニングプールを作成できるようになります。
ポイント
ETERNUS DX S4 series以外の装置に対して本機能を利用するには、対象装置のファームウェア版数をV10L70以降にする必要があります。
参照
詳細は、『Storage Cruiser運用ガイド』の「運用」の章にある「リソース管理」の「シン・プロビジョニング管理」を参照してください。
ETERNUS DX S3 series (DX60 S3を除く)およびETERNUS AF seriesのTierプールに対して、同一時間帯に評価できる使用容量の合計値を、48PBに拡張しました(バージョン16.4では6PB)。
ETERNUS DX S4 series (DX60 S4を除く)も、同様に48PBです。
ポイント
ETERNUS DX S4 series以外の装置に対して本機能を利用するには、対象装置のファームウェア版数をV10L70以降にする必要があります。
Tierプールにおいて評価可能な使用容量の合計値は、各Tierプールに設定されているチャンクサイズによって異なります。詳細は、『導入ガイド』の「ストレージ自動階層制御の上限」を参照してください。
ETERNUS DX S3 series (DX60 S3を除く)およびETERNUS AF seriesのストレージ自動階層制御において、1回の再配置で処理できるデータ量を増加させることで、再配置に必要な時間を短縮しました。
本機能は、ETERNUS DX S4 series (DX60 S4を除く)を利用するときも適用されます。
参照
詳細は、『Storage Cruiser 運用ガイド Optimization機能編』の「階層化ポリシー」を参照してください。
Storage Cluster環境で、以下の操作を実施できます。
ストレージ装置あたりのTFOV総容量の設定/表示
作成できる最大TFOグループ数を、2グループから32グループへ拡張
同方向のTFOグループの作成
ポイント
ETERNUS DX S4 series以外の装置に対して本機能を利用するには、対象装置のファームウェア版数をV10L70以降にする必要があります。
参照
詳細は、『Storage Cruiser 運用ガイド』の「Storage Cluster機能」を参照してください。
Webコンソールにおいて、以下の操作を実施できます。
ボリュームの容量拡張
拡張したボリュームのTFOグループへの追加
保守手順における、TFOペア解除およびTFOペア復旧の実行
これらの操作は、バージョン16.4以前ではコマンド(ETERNUS CLI)を実行する必要がありました。バージョン16.5以降はGUI(Webコンソール)で実施できるため、Storage Cluster機能を使ったストレージ運用の操作性が向上します。
参照
詳細は、『Storage Cruiser 運用ガイド』の「Storage Cluster機能」を参照してください。
RAID閉塞発生時の自動Failover機能
Storage Cluster環境でTFOステータスが"Active"で運用中のストレージ装置でRAID閉塞が発生した際、Failoverモードが"Auto"の場合に自動Failoverが行われます。
CAポートLinkdownによる自動Failover機能
Storage Cluster環境で以下のすべての条件を満たすTFOグループにおいて、Primary TFOグループのTFOステータスが"Active"で運用中にCAポートの故障または結線異常によってPrimary TFOグループに属するCAポートがすべてLinkdownした際、自動Failoverが行われます。
TFOグループに対してCAポートLinkdownによる自動Failover機能を利用する設定になっている
Failoverモードが"Auto"に設定されている
Failbackモードが"Manual"に設定されている
バージョン16.4以前では、Failoverモードが"Auto"であっても手動Failoverを行う必要がありました。バージョン16.5以降は自動Failoverが行われるため、保守作業の手順がバージョン16.4以前に比べて軽減します。
ポイント
ETERNUS DX S4 series以外の装置に対して本機能を利用するには、対象装置のファームウェア版数をV10L70以降にする必要があります。
参照
RAID閉塞時の保守手順は、『Storage Cruiser運用ガイド』の「Storage Cluster機能」の章にある「RAID閉塞」を参照してください。
CAポートLinkdownによる自動Failover機能の設定手順は、『Storage Cruiser運用ガイド』の「Storage Cluster機能」の章にある「導入」の「TFOグループの設定」を参照してください。
CAポートLinkdown時の保守手順は、『Storage Cruiser運用ガイド』の「Storage Cluster機能」の章にある「CAポートのLinkdown」を参照してください。