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ETERNUS SF Express 16.9.1 / Storage Cruiser 16.9.1 / AdvancedCopy Manager 16.9.1 リリース情報
FUJITSU Storage

1.6.3 Storage Cruiserの新機能

1.6.3.1 Standardライセンスで利用できる新機能

1.6.3.1.1 LUNコンカチネーションのボリュームのサポート

LUNコンカチネーションのボリュームについて、以下の操作を実施できます。

1.6.3.1.2 ETERNUS ディスクアレイの新機能への対応

ポイント

ETERNUS DX S4 series以外の装置に対して本機能を利用するには、対象装置のファームウェア版数をV10L70以降にする必要があります。

1.6.3.1.3 シン・プロビジョニングプールの自動作成

ETERNUS DX S4 series, DX S3 series, ETERNUS オールフラッシュアレイにおいて、ディスクを自動で選択して、シン・プロビジョニングプールを作成できるようになります。

ポイント

ETERNUS DX S4 series以外の装置に対して本機能を利用するには、対象装置のファームウェア版数をV10L70以降にする必要があります。

参照

詳細は、『Storage Cruiser運用ガイド』の「運用」の章にある「リソース管理」の「シン・プロビジョニング管理」を参照してください。

1.6.3.2 Optimizationオプションライセンスで利用できる新機能

1.6.3.2.1 Tierプールにおける評価可能な使用容量の合計値の拡張

ETERNUS DX S3 series (DX60 S3を除く)およびETERNUS AF seriesのTierプールに対して、同一時間帯に評価できる使用容量の合計値を、48PBに拡張しました(バージョン16.4では6PB)。
ETERNUS DX S4 series (DX60 S4を除く)も、同様に48PBです。

ポイント

  • ETERNUS DX S4 series以外の装置に対して本機能を利用するには、対象装置のファームウェア版数をV10L70以降にする必要があります。

  • Tierプールにおいて評価可能な使用容量の合計値は、各Tierプールに設定されているチャンクサイズによって異なります。詳細は、『導入ガイド』の「ストレージ自動階層制御の上限」を参照してください。

1.6.3.2.2 ストレージ自動階層制御の評価処理時間の短縮

ETERNUS DX S3 series (DX60 S3を除く)およびETERNUS AF seriesのストレージ自動階層制御において、1回の再配置で処理できるデータ量を増加させることで、再配置に必要な時間を短縮しました。
本機能は、ETERNUS DX S4 series (DX60 S4を除く)を利用するときも適用されます。

参照

詳細は、『Storage Cruiser 運用ガイド Optimization機能編』の「階層化ポリシー」を参照してください。

1.6.3.3 Storage Clusterオプションライセンスで利用できる新機能

1.6.3.3.1 可用性向上のための機能拡充

Storage Cluster環境で、以下の操作を実施できます。

ポイント

ETERNUS DX S4 series以外の装置に対して本機能を利用するには、対象装置のファームウェア版数をV10L70以降にする必要があります。

参照

詳細は、『Storage Cruiser 運用ガイド』の「Storage Cluster機能」を参照してください。

1.6.3.3.2 操作性向上のための機能拡充

Webコンソールにおいて、以下の操作を実施できます。

これらの操作は、バージョン16.4以前ではコマンド(ETERNUS CLI)を実行する必要がありました。バージョン16.5以降はGUI(Webコンソール)で実施できるため、Storage Cluster機能を使ったストレージ運用の操作性が向上します。

参照

詳細は、『Storage Cruiser 運用ガイド』の「Storage Cluster機能」を参照してください。

1.6.3.3.3 保守性向上のための機能拡充

バージョン16.4以前では、Failoverモードが"Auto"であっても手動Failoverを行う必要がありました。バージョン16.5以降は自動Failoverが行われるため、保守作業の手順がバージョン16.4以前に比べて軽減します。

ポイント

ETERNUS DX S4 series以外の装置に対して本機能を利用するには、対象装置のファームウェア版数をV10L70以降にする必要があります。

参照

  • RAID閉塞時の保守手順は、『Storage Cruiser運用ガイド』の「Storage Cluster機能」の章にある「RAID閉塞」を参照してください。

  • CAポートLinkdownによる自動Failover機能の設定手順は、『Storage Cruiser運用ガイド』の「Storage Cluster機能」の章にある「導入」の「TFOグループの設定」を参照してください。
    CAポートLinkdown時の保守手順は、『Storage Cruiser運用ガイド』の「Storage Cluster機能」の章にある「CAポートのLinkdown」を参照してください。