バージョン16.9から、警告閾値および注意閾値が設定されていない場合でも、シン・プロビジョニングプールの容量グラフが表示されます。
バージョン16.9から、ウィザードによる設定の操作中に応答遅延時間の測定に失敗した場合でも、ウィザードで実施したRECパスの設定が反映されます。
なお、応答遅延時間の測定は、別途、ウィザードでの操作終了後に実施できます。
参考
バージョン16.8以前では、ウィザードによる設定の操作中に応答遅延時間の測定に失敗した場合、ウィザードで実施したRECパスの設定は反映されません。
セキュリティ強化のため、Webブラウザーから運用管理サーバへ接続する際の通信プロトコルのうち、TLS 1.0およびTLS 1.1をデフォルトで無効に設定しました。
参照
詳細は、『Webコンソール説明書』の「運用管理サーバへアクセスする際の通信プロトコルに関する注意事項」を参照してください。
バージョン16.9から、以下のOSでの動作をサポートします。
Microsoft Windows Server 2022
Red Hat Enterprise Linux 9 (for Intel64)
各製品の動作可否は、以下のとおりです。
OS種別 | Express | Storage Cruiser | AdvancedCopy Manager | |||
|---|---|---|---|---|---|---|
マネージャー | エージェント | マネージャー | エージェント | AdvancedCopy Manager Copy Control Module | ||
Microsoft Windows Server 2022 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
Red Hat Enterprise Linux 9 (for Intel64) | ○(注) | ○(注) | ○ | ○(注) | ○ | ○(注) |
○: 動作可、×: 動作不可
注: Red Hat Enterprise Linux 9 (for Intel64) UpdateRelease2以降である必要があります。
注意
バージョン16.9のStorage CruiserエージェントおよびAdvancedCopy ManagerエージェントをインストールしたMicrosoft Windows Server 2022のサーバを本ソフトウェアにサーバ登録した場合、Webコンソールにおいて、そのサーバ情報のOS名には以下の文字列が表示されます。
Storage Cruiserエージェントだけをインストールしたサーバ: "Windows Server 2019"
AdvancedCopy Managerエージェントだけをインストールしたサーバ: "Windows"
Storage CruiserエージェントとAdvancedCopy Managerエージェントの両方をインストールしたサーバ: "Windows Server 2019"
AdvancedCopy ManagerのstgxfwcmdispsrvコマンドでMicrosoft Windows Server 2022の運用管理サーバおよび管理対象サーバの情報を表示した場合、[OS-Type]欄には"Windows Server"が表示されます。
参照
Express、Storage Cruiser、およびAdvancedCopy Managerが動作するOSの一覧は、『導入ガイド』の以下の箇所を参照してください。
「ETERNUS SF Managerの動作環境」
「Storage Cruiserエージェントの動作環境」
「AdvancedCopy Managerエージェントの動作環境」
「AdvancedCopy Manager CCMの動作環境」