発生するVL
Windows版 全VL、Solaris版V10.1.0以降、Linux版 全VL
原因
Windows ファイアウォール機能により、帳票出力サーバからの返答、または通知メッセージを受信するMessage Clientのポートがブロックされています。
以下の条件のとき、メッセージが到着通知パネルに通知されません。
メッセージ通知クライアントのOSに以下のどれかを使用している
Windows XP SP2/Vista/7/8/8.1/10/11
Windows Server 2003 SP1/2008/2012/2016/2019/2022
Windows ファイアウォールを有効としている
対処
メッセージ通知クライアントのWindowsファイアウォール機能の設定を変更し、帳票出力サーバとの通信用のポートがブロックされないようにしてください。
Windowsファイアウォール機能の設定手順については、オンラインマニュアル“帳票印刷配信機能セットアップガイド”を参照してください。
注意
ポート番号の初期値は9599および9299です。変更している場合は、変更後の値で読み替えてください。
プログラムを指定して「例外」や「受信の規則」、「送信の規則」を設定する場合は次のプログラムを指定します。
Message Clientのインストールフォルダ(SYMFOCMN)¥CT00¥wtbase.exe
以下の手順で、Windows ファイアウォールの例外にMessage Clientを登録してください。
「コントロールパネル」の「Windows ファイアウォール」を選択します。
「全般」タブを選択し、「例外を許可しない」にチェックが入っている場合はチェックを外します。
「例外」タブを選択し、「プログラムおよびサービス」一覧に「wtbase」が存在する場合は、「wtbase」にチェックを入れ、7.以降の手順にしたがって設定します。
一覧に「wtbase」が存在しない場合は、「プログラムの追加」をクリックします。
「プログラムの追加」画面の「参照」をクリックし、次のプログラムを指定します。
C:¥SYMFOCMN¥CT00¥wtbase.exe (上記のパスはC:をインストール先と想定しています。)
「OK」ボタンを押して、「プログラムの追加」画面を閉じます。
「wtbase」を選択した状態で、「編集」ボタンを押下します。
「プログラムの編集」画面で、「スコープの変更」ボタンを押下します。
「スコープの変更」画面で「カスタムの一覧」を選択し、帳票出力サーバのIPアドレスを設定します。
「スコープの変更」画面で「OK」を押下します。
「プログラムの編集」画面で「OK」を押下します。
「例外」タブの「プログラムおよびサービス」一覧に「wtbase」の名前が表示され、チェックが入っていることを確認します。
「Windows ファイアウォール」画面上で「OK」を押下して画面を閉じます。