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Interstage List Works 帳票印刷配信機能トラブルシューティング

2.4.2 到着通知パネルに返答メッセージまたは通知メッセージが通知されない

発生するVL

Windows版 全VL、Solaris版V10.1.0以降、Linux版 全VL

原因

Windows ファイアウォール機能により、帳票出力サーバからの返答、または通知メッセージを受信するMessage Clientのポートがブロックされています。

[発生条件]

以下の条件のとき、メッセージが到着通知パネルに通知されません。

  1. メッセージ通知クライアントのOSに以下のどれかを使用している

    • Windows XP SP2/Vista/7/8/8.1/10/11

    • Windows Server 2003 SP1/2008/2012/2016/2019/2022

  2. Windows ファイアウォールを有効としている

対処

帳票管理サーバのバージョンがV11.0.0以降の場合

メッセージ通知クライアントのWindowsファイアウォール機能の設定を変更し、帳票出力サーバとの通信用のポートがブロックされないようにしてください。

Windowsファイアウォール機能の設定手順については、オンラインマニュアル“帳票印刷配信機能セットアップガイド”を参照してください。

注意

  • ポート番号の初期値は9599および9299です。変更している場合は、変更後の値で読み替えてください。

  • プログラムを指定して「例外」や「受信の規則」、「送信の規則」を設定する場合は次のプログラムを指定します。
    Message Clientのインストールフォルダ(SYMFOCMN)¥CT00¥wtbase.exe

帳票管理サーバのバージョンがV10.1.0の場合

以下の手順で、Windows ファイアウォールの例外にMessage Clientを登録してください。

  1. 「コントロールパネル」の「Windows ファイアウォール」を選択します。

  2. 「全般」タブを選択し、「例外を許可しない」にチェックが入っている場合はチェックを外します。

  3. 「例外」タブを選択し、「プログラムおよびサービス」一覧に「wtbase」が存在する場合は、「wtbase」にチェックを入れ、7.以降の手順にしたがって設定します。

  4. 一覧に「wtbase」が存在しない場合は、「プログラムの追加」をクリックします。

  5. 「プログラムの追加」画面の「参照」をクリックし、次のプログラムを指定します。

    C:¥SYMFOCMN¥CT00¥wtbase.exe
    (上記のパスはC:をインストール先と想定しています。)
  6. 「OK」ボタンを押して、「プログラムの追加」画面を閉じます。

  7. 「wtbase」を選択した状態で、「編集」ボタンを押下します。

  8. 「プログラムの編集」画面で、「スコープの変更」ボタンを押下します。

  9. 「スコープの変更」画面で「カスタムの一覧」を選択し、帳票出力サーバのIPアドレスを設定します。

  10. 「スコープの変更」画面で「OK」を押下します。

  11. 「プログラムの編集」画面で「OK」を押下します。

  12. 「例外」タブの「プログラムおよびサービス」一覧に「wtbase」の名前が表示され、チェックが入っていることを確認します。

  13. 「Windows ファイアウォール」画面上で「OK」を押下して画面を閉じます。