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Interstage List Works 帳票印刷配信機能トラブルシューティング

2.3.1 List Works Workstationをインストールすると、そのコンピュータに帳票を配信出力することができない
帳票一覧画面で帳票の出力状態を確認しても「配信依頼」または「配信待ち」のままになる

発生するVL

Windows版 全VL、Solaris版V10.1.0以降、Linux版 全VL

原因

Windowsファイアウォール機能により、帳票出力サーバのサービスのポートがブロックされるため、帳票の配信出力ができません。

以下の条件のとき、帳票を配信出力できません。

*1:
List Works Workstationの環境設定ファイルのキー「TcpSvrPortNum」で指定しているポート番号を設定してください。初期値は「3767」です。

対処

帳票管理サーバのバージョンがV11.0.0以降の場合

帳票出力サーバでWindowsファイアウォール機能の設定を変更し、帳票管理サーバとのTCP通信で使用するポート(*1)がブロックされないようにしてください。

Windowsファイアウォール機能の設定手順については、オンラインマニュアル“帳票印刷配信機能セットアップガイド”を参照してください。

帳票管理サーバのバージョンがV10.1.0の場合

帳票出力サーバで以下の手順に従い、Windowsファイアウォール機能の設定を変更してください。

  1. 「コントロールパネル」の「Windows ファイアウォール」を選択します。

  2. 「全般」タブを選択し、「例外を許可しない」にチェックが入っている場合はチェックを外します。

  3. 「例外」タブを選択し、「ポートの追加」ボタンを押下します。

  4. 「ポートの追加」画面で入力項目に次の情報を入力します。

    • 名前 :任意の文字列を入力します。

    • ポート :3767(*1)

    • TCP/UDP :TCP

  5. 「ポートの追加」画面で「スコープの変更」ボタンを押下します。

  6. 「スコープの変更」画面で「カスタムの一覧」を選択し、帳票管理サーバのIPアドレスを設定します。

  7. 「スコープの変更」画面で「OK」を押下します。

  8. 「ポートの追加」画面で「OK」を押下します。

  9. 「例外」タブの一覧に入力した名前が表示され、チェックが入っていることを確認します。

  10. 「Windows ファイアウォール」画面上で「OK」を押下して画面を閉じます。

*1:
帳票出力サーバ(List Works Workstation)の環境設定ファイルのキー「TcpSvrPortNum」で指定しているポート番号を設定してください。初期値は「3767」です。