2.1.11 帳票管理サーバのシステムログの日本語メッセージが文字化けする場合がある

発生するVL

Solaris版V10.1.0以降、Linux版全VL

原因

以下の条件のとき、システムログの日本語が文字化けする場合があります。

/etc/default/init（注）に記載されている以下の環境変数に、帳票管理サーバの動作環境でサポートされてない値を設定した場合
- LC_*（"LC_"から始まる環境変数名）
- LANG
/etc/default/init（注）に記載されている環境変数 LC_ALL、LC_MESSAGES、LANGの値と異なる値をログインユーザの環境変数に設定し、syslogd のプロセスを再起動した場合

注：

OSによって、ファイルが以下のように異なります。

Solarisの場合

  /etc/default/init

RHEL6の場合

  /etc/sysconfig/i18n

RHEL7以降の場合

  /etc/locale.conf

対処

原因に応じて以下の対処を行ってください。

/etc/default/init（注）に記載されている環境変数の設定値を、帳票管理サーバの動作環境でサポートしている値にしてください。
/etc/default/init（注）に記載されている環境変数LC_ALL、LC_MESSAGES、LANGの値とログインユーザの環境変数を同じ値に設定してください。

注意

/etc/default/initファイル(注)のロケールを変更するとシステム全体のデフォルトロケールが変更されます。設定する場合は注意してください。