ホスト帳票連携機能での印刷資源の格納場所の設定については、帳票管理サーバと帳票出力サーバで異なります。
なお、帳票管理サーバと帳票出力サーバともに、ホストオーバレイ以外は帳票の出力前に指定された場所にあらかじめ資源を格納しておく必要があります。
帳票出力時に該当の資源が存在しない場合、帳票出力に失敗します。
●帳票管理サーバ
帳票管理サーバの印刷資源の格納先は、Charset Managerの設定に関わらず、以下の場所となります。
資源種別 | 格納場所 |
---|---|
FCB/LPCI(MSP用) | /usr/lib/FJSVlp/fcbe (*1)(*2) |
FCB/LPCI(XSP用) | /usr/lib/FJSVlp/fcbe/xsp (*1)(*2) |
XTB1 | /usr/lib/FJSVlp/xtb1 (*2) |
LCM1 | /usr/lib/FJSVlp/lcm1 |
GRPH | /usr/lib/FJSVlp/grph (*2) |
KOL1(ADJUST形式) | /usr/lib/FJSVlp/kol1 |
KOL2 | /usr/lib/FJSVlp/kol2 |
KOL5 | /usr/lib/FJSVlp/kol5 |
KOL6 | /usr/lib/FJSVlp/kol6 |
*1:
FCB/LPCIについては、グローバルサーバのオペレーティングシステムによって資源の格納場所が別になります。
*2:
帳票管理サーバがLinuxの場合、標準の印刷資源が /var/opt/FJSVlmmi/resource ディレクトリにインストールされています。必要に応じて印刷資源を格納場所に格納してください。
注意
FCB/LPCIについて、MSPとXSPの両方のオペレーティングシステムにおいて共通の資源を使用したい場合、FCB/LPCI(MSP用)とFCB/LPCI(XSP用)のそれぞれに資源を格納する必要があります。
●帳票出力サーバ
帳票出力サーバでは、Charset Managerの管理ディレクトリの下にある、「res_agent」ディレクトリ配下の各資源ディレクトリに資源を格納します。
(管理ディレクトリとは、印刷資源管理機能または印刷資源適用機能をインストールしたときに指定したディレクトリ)
資源種別 | 格納場所 |
---|---|
FCB/LPCI(MSP用) | [管理ディレクトリ]\res_agent\fcbe (*1) |
FCB/LPCI(XSP用) | [管理ディレクトリ]\res_agent\fcbe\xsp (*1) |
XTB1 | [管理ディレクトリ]\res_agent\xtb1 |
LCM1 | [管理ディレクトリ]\res_agent\lcm1 |
GRPH | [管理ディレクトリ]\res_agent\grph |
KOL1(ADJUST形式) | [管理ディレクトリ]\res_agent\kol1 |
KOL1(PLOP/X形式) | [管理ディレクトリ]\res_agent\JEFRES\overlay |
KOL2 | [管理ディレクトリ]\res_agent\kol4 |
KOL5 | [管理ディレクトリ]\res_agent\kol5 |
KOL6 | [管理ディレクトリ]\res_agent\kol6 |
VSPフォント | [管理ディレクトリ]\res_agent\JEFRES\pattern |
*1:
FCB/LPCIについては、グローバルサーバのオペレーティングシステムによって資源の格納場所が別になります。
注意
FCB/LPCIについて、MSPとXSPの両方のオペレーティングシステムにおいて共通の資源を使用したい場合、FCB/LPCI(MSP用)とFCB/LPCI(XSP用)のそれぞれに資源を格納する必要があります。
格納場所の設定については、以下を参照してください。
⇒Charset Managerに添付のオンラインマニュアル
●Webクライアント
Webクライアントについては、帳票管理サーバ側で印刷資源を含んだプレビューデータを作成します。Webクライアント側に資源は必要ありません。