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Interstage List Works for Modernization V11.0.0 帳票印刷配信機能ホスト帳票連携ガイド

4.2.4 資源の格納場所について

ホスト帳票連携機能での印刷資源の格納場所の設定については、帳票管理サーバと帳票出力サーバで異なります。

なお、帳票管理サーバと帳票出力サーバともに、ホストオーバレイ以外は帳票の出力前に指定された場所にあらかじめ資源を格納しておく必要があります。

帳票出力時に該当の資源が存在しない場合、帳票出力に失敗します。

帳票管理サーバ

帳票管理サーバの印刷資源の格納先は、Charset Managerの設定に関わらず、以下の場所となります。

帳票管理サーバの資源格納先一覧

資源種別

格納場所

FCB/LPCI(MSP用)

/usr/lib/FJSVlp/fcbe (*1)(*2)

FCB/LPCI(XSP用)

/usr/lib/FJSVlp/fcbe/xsp (*1)(*2)

XTB1

/usr/lib/FJSVlp/xtb1 (*2)

LCM1

/usr/lib/FJSVlp/lcm1

GRPH

/usr/lib/FJSVlp/grph (*2)

KOL1(ADJUST形式)

/usr/lib/FJSVlp/kol1

KOL2

/usr/lib/FJSVlp/kol2

KOL5

/usr/lib/FJSVlp/kol5

KOL6

/usr/lib/FJSVlp/kol6

*1:
FCB/LPCIについては、グローバルサーバのオペレーティングシステムによって資源の格納場所が別になります。

*2:
帳票管理サーバがLinuxの場合、標準の印刷資源が /var/opt/FJSVlmmi/resource ディレクトリにインストールされています。必要に応じて印刷資源を格納場所に格納してください。

注意

FCB/LPCIについて、MSPとXSPの両方のオペレーティングシステムにおいて共通の資源を使用したい場合、FCB/LPCI(MSP用)とFCB/LPCI(XSP用)のそれぞれに資源を格納する必要があります。

帳票出力サーバ

帳票出力サーバでは、Charset Managerの管理ディレクトリの下にある、「res_agent」ディレクトリ配下の各資源ディレクトリに資源を格納します。

(管理ディレクトリとは、印刷資源管理機能または印刷資源適用機能をインストールしたときに指定したディレクトリ)

帳票出力サーバの資源格納先一覧

資源種別

格納場所

FCB/LPCI(MSP用)

[管理ディレクトリ]\res_agent\fcbe (*1)

FCB/LPCI(XSP用)

[管理ディレクトリ]\res_agent\fcbe\xsp (*1)

XTB1

[管理ディレクトリ]\res_agent\xtb1

LCM1

[管理ディレクトリ]\res_agent\lcm1

GRPH

[管理ディレクトリ]\res_agent\grph

KOL1(ADJUST形式)

[管理ディレクトリ]\res_agent\kol1

KOL1(PLOP/X形式)

[管理ディレクトリ]\res_agent\JEFRES\overlay

KOL2

[管理ディレクトリ]\res_agent\kol4

KOL5

[管理ディレクトリ]\res_agent\kol5

KOL6

[管理ディレクトリ]\res_agent\kol6

VSPフォント

[管理ディレクトリ]\res_agent\JEFRES\pattern

*1:
FCB/LPCIについては、グローバルサーバのオペレーティングシステムによって資源の格納場所が別になります。

注意

FCB/LPCIについて、MSPとXSPの両方のオペレーティングシステムにおいて共通の資源を使用したい場合、FCB/LPCI(MSP用)とFCB/LPCI(XSP用)のそれぞれに資源を格納する必要があります。

格納場所の設定については、以下を参照してください。
⇒Charset Managerに添付のオンラインマニュアル

Webクライアント

Webクライアントについては、帳票管理サーバ側で印刷資源を含んだプレビューデータを作成します。Webクライアント側に資源は必要ありません。