使用できる文字コード系について、以下の場合に分けて説明します。
アプリケーションサーバがWindowsの場合
アプリケーションサーバがSolarisの場合
アプリケーションサーバがLinuxの場合
●アプリケーションサーバがWindowsの場合
アプリケーションサーバがWindowsの場合に使用できる文字コード系について、以下の表に示します。
COBOLアプリ | COBOLアプリケーションの実行環境の | 入力データの | 初期化ファイルの |
---|---|---|---|
シフトJIS | × (*2) | シフトJIS | Shift-JIS |
Unicode | × (*2) | Unicode (*3)(*4)(*5) | |
EBCDICおよび | × (*2) | EBCDICおよびJEF (*6)(*7)(*8) |
×:指定できない
*1:
入力データはCOBOLアプリケーションのWRITE文で直接書き込みます。
*2:
常にCOBOLアプリケーションのコンパイル時に指定した文字コード系で動作します。
*3:
日本語項目はUnicode(UCS-2)、その他の項目はUnicode(UTF-8)で指定してください。
*4:
JEF拡張漢字およびJEF拡張非漢字を出力する場合は、帳票出力サーバに「FUJ明朝体」フォントが必要です。
*5:
半角カタカナを扱えるのは、混在項目だけです。
*6:
帳票管理サーバにNetCOBOL JEFオプション for Windowsが必要です。
*7:
帳票出力サーバにJEF拡張漢字サポートが必須です。
*8
帳票定義情報(帳票定義体、画面帳票定義体またはオーバレイファイル)のファイル名は、英大文字または数字で指定してください。帳票定義情報のファイル名に英小文字または半角カナを指定した場合、COBOLアプリケーションで「L4」または「L7」のエラーが発生する場合があります。
●アプリケーションサーバがSolarisの場合
アプリケーションサーバがSolarisの場合に使用できる文字コード系について、以下の表に示します。
COBOLアプリ | COBOLアプリケーションの | 入力データの | 初期化ファイルの | |
---|---|---|---|---|
環境変数LANG | 環境変数 | |||
EUC(U90) | ja_JP.eucJP、またはja_JP.U90 | euctype=u90 | EUC(U90) | EUC(U90) |
EUC(S90) | euctype=s90 | EUC(S90) | EUC(S90) | |
シフトJIS | ja_JP.PCK | - | シフトJIS | Shift-JIS |
Unicode | ja_JP.UTF-8 | - | Unicode (*6)(*7)(*8) | UNICODE(UTF8) |
-:指定しても無効
*1:
COBOLアプリケーションをコンパイル時に指定した文字コード系と同一の文字コード系を指定してください。コンパイル時と異なる文字コード系を指定した場合、NetCOBOLでエラーが発生します。
*2:
省略すると、「euctype=u90」が指定されたものとして動作します
*3:
入力データはCOBOLアプリケーションのWRITE文で直接書き込みます。
*4:
初期化ファイルはShift-JISの文字コード系の範囲で指定してください。
*5:
JIS第一水準漢字、およびJIS第二水準漢字のうち、83年度JISで字体変更された文字は新字体で帳票に出力されます。
*6:
日本語項目はUnicode(UCS-2)、その他の項目はUnicode(UTF-8)で指定してください。
*7:
JEF拡張漢字およびJEF拡張非漢字を出力する場合は、帳票出力サーバに「FUJ明朝体」フォントが必要です。
*8:
半角カタカナを扱えるのは、混在項目だけです。
*9:
初期化ファイルをUNICODE(UTF8)の文字コード系で作成した場合、使用するファイル作成ツール(テキストエディタなど)によっては、ファイルの先頭にBOM(Byte Order Mark)が付加される場合があります。このとき、初期化ファイルの先頭行が正しく認識されず、エラーまたは意図しない出力結果となることがあります。そのような場合は、バイナリエディタなどを使用し、ファイルの先頭に付加された不要なBOMを削除するなどの対処を行ってください。
アプリケーションサーバがLinuxの場合
アプリケーションサーバがLinuxの場合に使用できる文字コード系について、以下の表に示します。
COBOLアプリ | COBOLアプリケーションの | 入力データの | 初期化ファイルの | |
---|---|---|---|---|
環境変数LANG | 環境変数 | |||
EUC(U90) | ja_JP.eucJP | euctype=u90 | EUC(U90) | EUC(U90) |
EUC(S90) | euctype=s90 | EUC(S90) | EUC(S90) | |
Unicode | ja_JP.UTF-8 | - | Unicode (*7)(*8)(*9) | UNICODE(UTF8) |
-:指定しても無効
*1:
COBOLアプリケーションをコンパイル時に指定した文字コード系と同一の文字コード系を指定してください。コンパイル時と異なる文字コード系を指定した場合、NetCOBOLでエラーが発生します。
*2:
省略すると、「euctype=u90」が指定されたものとして動作します
*3:
入力データはCOBOLアプリケーションのWRITE文で直接書き込みます。
*4:
初期化ファイルはShift-JISの文字コード系の範囲で指定してください。
*5:
JIS第一水準漢字、およびJIS第二水準漢字のうち、83年度JISで字体変更された文字は新字体で帳票に出力されます。
*6:
アプリケーションサーバに「Charset Manager 」が必要です。
*7:
日本語項目はUnicode(UCS-2)、その他の項目はUnicode(UTF-8)で指定してください。
*8:
JEF拡張漢字およびJEF拡張非漢字を出力する場合は、帳票出力サーバに「FUJ明朝体」フォントが必要です。
*9:
半角カタカナを扱えるのは、混在項目だけです。
*10
初期化ファイルをUNICODE(UTF8)の文字コード系で作成した場合、使用するファイル作成ツール(テキストエディタなど)によっては、ファイルの先頭にBOM(Byte Order Mark)が付加される場合があります。このとき、初期化ファイルの先頭行が正しく認識されず、エラーまたは意図しない出力結果となることがあります。そのような場合は、バイナリエディタなどを使用し、ファイルの先頭に付加された不要なBOMを削除するなどの対処を行ってください。