帳票管理サーバでユーザアプリケーションを実行して帳票を配信・出力する場合のユーザアプリケーションの開発について説明します。
Javaインタフェースを利用したユーザアプリケーションを作成する場合は、以下の手順で行います。
=操作手順=
運用形態を決めます。
Javaインタフェースを使用する際の運用形態(帳票配信型、またはWeb手元印刷型)を決めます。
入力データの指定方法を決めます。
Javaインタフェースを使用する際の入力データの指定方法により、Formsクラス、FormsFileクラス、またはFormsStreamクラスのどれを使用するかを決めます。
Formsクラス
データをレコード(行)単位で指定する場合
FormsFileクラス
入力データのデータファイル名を指定する場合
FormsStreamクラス
データをストリームで指定する場合
2)で決定したFormsクラス、FormsFileクラス、またはFormsStreamクラスのインスタンスオブジェクトを生成し、帳票およびデータを指定します。
PrintPropertiesクラスのインスタンスオブジェクトを生成し、運用形態に合わせてプロパティ情報を設定します。
PrintFormクラスのインスタンスオブジェクトを生成し、PrintOutメソッドを呼び出して帳票を出力します。
Formsクラス、FormsFileクラス、またはFormsStreamクラスのcleanupメソッドを呼び出して、使用した資源を解放します。
ユーザアプリケーションソースをコンパイル・実行する場合、List Creatorが提供する以下のJarファイルに対してCLASSPATHを設定してコンパイル・実行する必要があります。
fjoajif.jar
CLASSPATHの設定は、帳票管理サーバ側で行ってください。
以下に、コマンドプロンプトを使用した場合のCLASSPATHの設定例について示します。
SET CLASSPATH=.;(List Creatorのインストールフォルダ)\classes\fjoajif.jar
以下に、Bourneシェルを使用した場合のCLASSPATHの設定例について示します。
CLASSPATH=.:/opt/FJSVoast/classes/fjoajif.jar export CLASSPATH