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Interstage List Works for Modernization V11.0.0 帳票印刷配信機能アプリケーション作成ガイド 帳票出力編

4.4.1 帳票配信・出力時のユーザアプリケーションの開発

帳票管理サーバでユーザアプリケーションを実行して帳票を配信・出力する場合のユーザアプリケーションの開発について説明します。

4.4.1.1 ユーザアプリケーションの作成手順

Javaインタフェースを利用したユーザアプリケーションを作成する場合は、以下の手順で行います。

=操作手順=

  1. 運用形態を決めます。
    Javaインタフェースを使用する際の運用形態(帳票配信型、またはWeb手元印刷型)を決めます。

  2. 入力データの指定方法を決めます。
    Javaインタフェースを使用する際の入力データの指定方法により、Formsクラス、FormsFileクラス、またはFormsStreamクラスのどれを使用するかを決めます。

    • Formsクラス

      • データをレコード(行)単位で指定する場合

    • FormsFileクラス

      • 入力データのデータファイル名を指定する場合

    • FormsStreamクラス

      • データをストリームで指定する場合

  3. 2)で決定したFormsクラス、FormsFileクラス、またはFormsStreamクラスのインスタンスオブジェクトを生成し、帳票およびデータを指定します。

  4. PrintPropertiesクラスのインスタンスオブジェクトを生成し、運用形態に合わせてプロパティ情報を設定します。

  5. PrintFormクラスのインスタンスオブジェクトを生成し、PrintOutメソッドを呼び出して帳票を出力します。

  6. Formsクラス、FormsFileクラス、またはFormsStreamクラスのcleanupメソッドを呼び出して、使用した資源を解放します。

4.4.1.2 CLASSPATHの設定

ユーザアプリケーションソースをコンパイル・実行する場合、List Creatorが提供する以下のJarファイルに対してCLASSPATHを設定してコンパイル・実行する必要があります。

fjoajif.jar

CLASSPATHの設定は、帳票管理サーバ側で行ってください。

帳票管理サーバがWindowsの場合

以下に、コマンドプロンプトを使用した場合のCLASSPATHの設定例について示します。

SET CLASSPATH=.;(List Creatorのインストールフォルダ)\classes\fjoajif.jar
帳票管理サーバがSolaris/Linuxの場合

以下に、Bourneシェルを使用した場合のCLASSPATHの設定例について示します。

CLASSPATH=.:/opt/FJSVoast/classes/fjoajif.jar
export CLASSPATH