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Interstage List Works for Modernization V11.0.0 帳票印刷配信機能PDF運用ガイド

2.4 PDF文書情報ファイルのキーワード一覧

以下に、PDF文書情報ファイルの各キーワードとList Managerの各機能でのサポート範囲について示します。

PDF文書情報ファイルのキーワード一覧

セクション名

キーワード名

説明

List Managerの各機能

List Manager帳票出力インタフェース

COBOLアプリケーション連携機能

ホスト帳票連携機能

W

S

L

W

S

L

W

S

L

[MF-PDF]

PDF変換機能用PDF文書情報ファイルの宣言です。

PDF-AES

値にONを指定した場合、PDFをAES暗号で暗号化します。

PDF-ANOTATE

PDFのセキュリティ情報として、注釈、フォームフィールドの追加、変更の許可/ 不許可を設定します。


(注1)

PDF-AUTHOR

PDFの文書情報の作成者を記述します。


(注1)

PDF-AUTOPRINT

PDFファイルに自動印刷方式を設定します。


(注1)

PDF-BARBOX

デフォルトのバーコード幅よりバーコード項目のサイズが小さい場合、バーコード項目のサイズに収まるように縮小して出力します。


(注2)

PDF-CENTERWINDOW

値にONを指定した場合、文書ウィンドウを画面の中央に表示します。

PDF-DATADIR

PDFファイルにファイルを埋め込むときに、そのファイルが存在するべきフォルダのパスを指定することができます。

PDF-DATAFILE

PDFファイルに埋め込む任意のデータファイルのパス名を指定します。


(注1)

PDF-DIRCREATE

PDFファイルを生成するファイルパスに記述されたディレクトリが存在しないときは、ON の場合にディレクトリ生成を行います。OFFの場合は、"PDF 作成エラー" となります。

PDF-DOCTITLE

値にONを指定した場合、PDF-TITLEで指定されている文字列をAdobe Readerのタイトルバーに表示します。OFFを指定するとPDFファイル名が表示されます。

PDF-EMBED

PDFファイルのエンベッドする文字範囲を設定します。


(注1)

PDF-ENCCHANGE

PDFファイル中で使用される欧文のフォントのエンベッドを行わなくても、出力したPDFファイルが英語版のAdobe Readerで閲覧可能になります。

PDF-FITWINDOW

値にONを指定した場合、最初に表示されるページのサイズに適合するように文書ウィンドウのサイズを変更します。

PDF-FULLSCREEN

ファイルオープン時にAdobe Readerの表示をフルスクリーンモードにすることができます。


(注1)

PDF-GDIR

Charset Managerの日本語資源管理で設定した業務名の利用者定義文字を使ってPDF出力を行います。

PDF-HIDEMENUBAR

ファイルオープン時にAdobe Readerのメニューバーの表示/ 非表示を設定できます。


(注1)

PDF-HIDETOOLBAR

ファイルオープン時にAdobe Readerのツールバーの表示/ 非表示を設定できます。


(注1)

PDF-HIDEWINDOWUI

値にONを指定した場合、文書ウィンドウのユーザーインタフェース要素(スクロールバーやナビゲーション用コントロールなど)を隠し、文書の内容だけが表示されます。

PDF-INITLAYOUT

PDF文書を開いたときのページレイアウトを設定します。

PDF-INITPAGE

PDF文書を開いたときに表示されるページを指定します。

PDF-INITZOOM

PDF文書を開いたときの表示倍率を指定します。

PDF-JFONTTTE

PDFフォント登録を行ったフォントに対して使用する利用者定義文字を設定します。

PDF-JPEGCHECKMODE

PDFファイルにJPEG画像を埋め込む際のJPEG画像にエラーがあった場合の挙動についての設定を行います。

PDF-JPEGMODE

JPEGデータの変換方法を設定します。

PDF-JPEGQUALITY

JPEG圧縮時の品質を設定します。


(注1)

PDF-KEY128

セキュリティパスワードの鍵長を128bitとしてPDF変換を行います。

PDF-LAYOUT

PDFファイルのページレイアウトを設定します。


(注3)

PDF-LIMITURI

List Creator デザイナでURI閲覧制限機能を設定したPDFファイルの閲覧を許可するURIを追加します。


(注4)

PDF-LIMITURICANCEL

List Creator デザイナで設定したURI閲覧制限機能を無効にします。

PDF-META

値にONを指定した場合、文書情報からメタデータを生成してPDFファイルに埋め込みます。OFFを指定した場合はメタデータを埋め込みません。

PDF-MMR

2値データをMMRで圧縮します。

PDF-MODIFY

PDFのセキュリティ情報として文書の変更の許可/不許可を設定します。


(注1)

PDF-NOENCMETA

値にONを指定した場合、PDF ファイルに埋め込むメタデータを暗号化しません。OFFを指定した場合は埋め込むメタデータを暗号化します。

PDF-NOOCRB

値にONを指定した場合、PDF中で使用されるOCR-Bフォントのエンベッドを行いません。OFF を指定した場合はOCR-Bフォントの埋め込みが行われます。

PDF-NOPRTSCALE

値にONを指定した場合、文書の印刷時、ページの拡大/縮小をなしに設定します。OFFを指定した場合は、ビューアアプリケーションの印刷設定に従います。

PDF-OPENPWD

Adobe ReaderでPDFファイルを開く際に必要なパスワードを記述します。

PDF-PAGEMODE

PDF文書を開く際のしおりやサムネールイメージの表示方法を設定することができます。

PDF-PRINT

PDFのセキュリティ情報としてプリントの許可/不許可を設定します。


(注1)

PDF-RESOURCEPERPAGE

PDF ファイルのResource 辞書をページごとに作成します。

PDF-SECUPWD

AcrobatでPDFのセキュリティ情報を変更する際に必要なパスワードを記述します。

PDF-SELECT

PDFのセキュリティ情報としてテキストとグラフィックスの選択の許可/不許可を設定します。


(注1)

PDF-SUBTITLE

PDFの文書情報のサブタイトルを記述します。


(注1)

PDF-TITLE

PDFの文書情報のタイトルを記述します。

PDF-YENNONADJUST

値にONを指定した場合、PDFファイル中で使用される文字コード(Unicode)「0x005C」を「0x00A5」に変換しません。OFF を指定した場合は変換します。

[MLF_Message]

List Managerメールテンプレート変数定義の宣言です。


(注5)

[MLF_Mail]

PDFメール配信機能の宣言です。


(注5)

MLF_ToAddress

送信先メールアドレスを設定します。

S/MIME形式で暗号化メールを送信するためには「ニックネーム」を設定する必要があります。


(注6)

MLF_CCAddress

カーボンコピー(CC)の送信先メールアドレスを設定します。


(注5)

MLF_BCCAddress

ブラインドカーボンコピー(BCC)の送信先メールアドレスを設定します。


(注5)

MLF_Attachments

生成したPDF ファイル以外に電子メールに添付するファイルのフルパスを設定します。


(注5)


(注7)

MLF_SMTPServer

SMTPサーバ名を設定します。


(注6)

MLF_FromAddress

配信されるメールのFromヘッダーに記載されるアドレス名を設定します。


(注6)

MLF_FromFullName

配信されるメールのFromヘッダーに記載されるフルネームを設定します。


(注6)

MLF_EnvelopeFromAddress

メールの送信状況を通知するメールアドレスを設定します。


(注5)

MLF_EnvelopeID

メールの送信状況として、MLF_EnvelopeFromAddressあてに配信されるメールのヘッダー中にOriginal-Envelope-ID:< 設定値> というフィールドが追加されます。


(注5)

MLF_FromNickname

署名機能を使用する際のユーザ認識情報です。


(注5)

MLF_TextTemplate

PDFメールテンプレートファイルのパスを設定します。


(注5)


(注7)

MLF_DeleteFile

メール送信後、PDFファイルを削除するかどうか指定します。


(注6)

MLF_UseSecurePack

平文でメールを送信する場合は「0」を、SecurePackage と連携して暗号化してメールを送信する場合には「1」を設定します。


(注5)

MLF_SecurePackToGroupID

送り先グループIDを指定します。


(注5)

MLF_SecurePackToUserID

送り先のユーザIDを指定します。


(注5)

MLF_SecurePackSubject

ファイル受信者がファイルを区別する用途のために記述します。


(注5)

MLF_SecurePackComment

ファイル受信者が閲覧時に参照するコメントを記述します。


(注5)

MLF_Encrypt_Level

暗号化メール、署名付きメール送信時に使用される暗号の強度を指定します。


(注5)

帳票管理サーバのオペレーティングシステム
  W:Windows
  S:Solaris
  L:Linux

○:PDF文書情報ファイルで指定可能
-:PDF文書情報ファイルで指定不可


注1:
以下のいずれかで指定可能です。
・List Manager 帳票出力インタフェースのオプションやメソッド
・List Creator デザイナの「文書情報設定画面」で指定可能です。
  文書情報設定画面は、帳票業務情報のプロパティ画面の[ファイル]タブ内にある「文書情報」から表示されます。

注2:
List Creator デザイナの「文書情報設定画面」で指定可能です。
文書情報設定画面は、帳票業務情報のプロパティ画面の[ファイル]タブ内にある「文書情報」から表示されます。

注3:
List Creator デザイナ「帳票様式定義のプロパティ画面」の[拡大/ 縮小印刷]タブで指定可能です。

注4:
List Creator デザイナの「文書情報設定画面」で必ず設定が必要です。
文書情報設定画面は、帳票業務情報のプロパティ画面の[ファイル]タブ内にある「文書情報」から表示されます。
また、PDF文書情報ファイルは、PDFファイルの閲覧を許可するURI を追加する場合に指定します。

注5:
PDFメール配信情報ファイルで指定可能です。

注6:
以下のいずれかで指定可能です。
・List Manager 帳票出力インタフェースのオプションやメソッド
・PDFメール配信情報ファイル

注7:
COBOLアプリケーション実行時の環境変数で指定可能です。


ポイント

  • List Manager 帳票出力インタフェースのオプションやメソッド、およびCOBOL アプリケーション連携機能使用時の環境変数の詳細については、オンラインマニュアル“帳票印刷配信機能 アプリケーション作成ガイド 帳票出力編”を参照してください。

  • List Creator デザイナでの設定については、List Creator オンラインマニュアル“帳票設計編”を参照してください。